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花びらを散らすのは やめて下さい
第3章 達也君のこと
「見ろよこれ」
達也君が手にしていたのは、ノーカットのヌード雑誌で、表紙には、腕みたいに大きくて黒いおちんちんを、外国人の女の人が片手で握り、怪しげな視線をこちらに向けながら舌を突き出している姿が写っていました。
「どうだ、すげーだろ?」
達也君は、まるでその黒い大きなおちんちんが自分のものでもあるかのように、雑誌を半ズボンの前に置いて、私に向かって自慢げに突き付けて見せました。
私はびっくりして口もきけずにいましたが、その黒く反りかえり、青筋を浮かべたおちんちんを見て、胸がドキドキし、顔が真っ赤になるのが分かりました。
私の様子を見て、達也君は私の手を引くと「一緒に見ようぜ。こっちに来な」と言って、枕に頭を乗せて寝転がり、私には腕枕をして、二人の顔のすぐ前で雑誌を広げました。
広げると、早速、メロンみたいなオッパイの白人の女の人が、黒いガーターベルトに編みタイツを履いて、大きく脚を広げている写真が目に飛び込んできました。パンティーは履いていないので、いきなりあそこが丸見えです。私は他人の、しかも外人のあそこを見たのはその時が初めてでした。白い肌に、生肉色の裂け目があって、そこに真っ赤なマニキュアを塗った指を添え、左右にそっと秘密の扉のように広げています。
「ここ、おまんこっていうんだぜ。」
私が息を飲んで肉の裂け目に見入っていると、達也君はそう教えてくれました。
「おまんこ・・・」
私は小さな声で繰り返しました。
なんていやらしい言葉でしょう。
口にした途端、それはまるで催眠術のように私のあそこ・・・そう、達也君が教えてくれた、私のおまんこの部分に小さな疼きを与えました。
あの日、パパにおんぶされた私に対し、ママが「いやらしい」と言ったことが思い出されました。
・・・真弓のいやらしいおまんこ。
頭の中でそう呟き、私は達也君が次のページを開くまで、その赤く濡れたように艶やかに光る白人のおまんこを眺めていました。