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花びらを散らすのは やめて下さい
第3章 達也君のこと
「もういい?」
と言って、達也君はもどかしげにページを一枚めくりました。
すると今度の写真には、ソファーにゆったり寝そべり、片脚を体操選手のように高く掲げる白人の女の人と、その背後に、裸の黒人の男の人が写っていました。
筋肉隆々の男の人は、腕を女の人の後ろから絡めるようにして、片手を大きな胸に、そしてもう片手を、さっき指で開いていたおまんこの前にあてがっています。
そうされながら女の人は、うっとりとした表情で黒人さんの厚みのある唇に舌を差し入れ、キスしています。
柔らかそうな胸が、武骨な五本の指にがっちりと鷲掴みにされていて、その指の間から、イチゴみたいに大きな乳首が、ツンと上向きに飛び出ています。
そして、黒人さんは女の人にキスをされながらも、次はそこを狙うかのように、血走った目でじっとピンクの乳首に視線を注いでいます。
おまんこの方は、大きな手の甲に隠されてよく見えないのですが、金色に波打つそこの毛の中に、中指と薬指が二本、とっぷりと埋もれていて、その指の根元まで、何やら濡れて光っているのが分かりました。
そして私がいちばん目を奪われたのは、美しく掲げられた女の人の白くすっきりした両脚の間に写っていた、黒人さんの、作り物のように太くて長い、おちんちんでした。
それはまるで棒のようにピンと立ち、先は丸くぽってりとしていて、ぬらぬらと黒光りをしているのです。
お風呂で見るパパのおちんちんも大きいと思いますが、こんなふうに上向きになっているのは見たことがありません。
写真の黒いおちんちんは、なんだか鎌首を持ち上げた太い蛇みたいで、いかにも強く支配的に見えました。
そしてそれを見ながら、また私のおまんこが、勝手にきゅんきゅんと疼くのです。
私は寝そべりながら、ついもじもじと自分の脚を強く組み、その疼きにそっと耐えていました。
そうしながら前髪に、達也君の息が荒く掛かるのが分かりました。