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幼い誘惑
第8章 小6ミオちゃんの巻
さて、彼女がなぜ人懐っこく話しかけてきたか。すぐに理由が分かった。
僕は彼女を自宅に案内したが、自宅の前に来たとき彼女が
「お兄ちゃん~あたしのおうちはここだよ~お兄ちゃんのことは前から知ってるよ~背が高くてイケメンのカッコいいお兄ちゃん~」
と。
彼女は、お向かいさんの一人娘だったのだ。
お向かいさんは6年前に越してきた。
《そういえば…》
思い出したのは、お向かいさんのちっちゃい女の子が幼稚園行くと言って、送迎バスに乗り込んでいたこと。
「それじゃ今は何年生になるのー?」
聞いてみた。
「今は6年生だよ~あたし背がちっちゃいから3年生に間違えられることが多くて…。もう、やんなっちゃう~」
彼女は、名前をミオといった。
昼食後に行くと言って、ミオは自分の家に入っていった。
その日は、僕は夕方まで自宅に一人留守番の予定だ。