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堕散る(おちる)
第28章 step28 二十二段目…夏休み…入社試験
「ふうん、ワタシ疲れたから先にお風呂入っていい?」
「はい、どうぞ。
今度ハルトさんから話を聞きたいわ。」
「うん…話しておくね。」
母から話してくれるのを待っていた。
でも、話してはくれなかった。
抱き合って母から離れたのは人前だから…
だって車が見えなくなるまで、ずっと嬉しそうに手を振っていたもの…
お風呂からあがっても母はキッチンで忙しそうにしていたから、何となく声をかけづらそうにしていたから、挨拶だけして部屋にいった。
『ルリだって自由にしてるんだ。
お母さんも自由にしてあげな…』
確かに、ハルトの言うとおり…
自分は家を出ていくのに、母は今までワタシを1人で育ててくれたのに、
母に好い人がいても悪くはない。
母だって自由に恋愛していいはずだ。
布団に入って考えているうちに寝てしまった。
「はい、どうぞ。
今度ハルトさんから話を聞きたいわ。」
「うん…話しておくね。」
母から話してくれるのを待っていた。
でも、話してはくれなかった。
抱き合って母から離れたのは人前だから…
だって車が見えなくなるまで、ずっと嬉しそうに手を振っていたもの…
お風呂からあがっても母はキッチンで忙しそうにしていたから、何となく声をかけづらそうにしていたから、挨拶だけして部屋にいった。
『ルリだって自由にしてるんだ。
お母さんも自由にしてあげな…』
確かに、ハルトの言うとおり…
自分は家を出ていくのに、母は今までワタシを1人で育ててくれたのに、
母に好い人がいても悪くはない。
母だって自由に恋愛していいはずだ。
布団に入って考えているうちに寝てしまった。