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堕散る(おちる)
第31章 step31 二十五段目…B1階 初仕事
王様がタイトルや画家、絵の描かれた背景などを説明してくれる。本の両端をそれぞれが持って、1枚の絵を一緒に見る。
王様の知識に感心し、1人で見るより楽しかった。

王様がめくっては説明が始まる。絵も見ていたけど、本をめくる王様の指、真剣に説明する横顔を見入っていた。

「君はどの絵が気に入った?」

裸婦画を一緒に見ること自体恥ずかしく思っていた。だから、風景の中に溶け込むように裸婦がいる絵を選んだ。

「無難な綺麗な絵を選んだね。じゃあこの絵はどうやって描かれたと思う?」

「え…」

「モデルがいて、外で描かれたとか、3Dで組み合わせるように、モデルだけが実在して、風景は後付けとか…」

「全て想像ではないでしょうか…
天使なども描かれてますし…」

「ん〜、そうか、そういった意味で俺はこの絵が好きだ。」

王様が選んだのはベッドに横向きに横たわる婦人。肩肘をついた手に頭を乗せて、もう片方の手は太ももに置かれていた。

どこを隠すことなくまろやかな笑みを投げ掛けていた。

「この時代の婦人たちに共通するところってなんだと思う?」

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