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堕散る(おちる)
第11章 step11五段目…視覚(4)
細い通路から広い部屋に入っても暗いのは同じで、小さな丸テーブルと椅子が沢山あり、同じように仮面をした人が座っていた。
別の黒服の男に椅子を引かれ座るように促される。
目が慣れるとすぐ前にステージがあり、最前列に座っていると判る。
誰も話していないので、聞きたいことはあったが黙っていた。
『お飲み物は』
「車だから、適当にノンアル出して」
アタシの様子を察したのかハルトが手を握ってくれた。
綺麗な色の飲み物が出てきた。一口飲むと、とても美味しい。
「酒は入ってないけど、カクテル仕立てだからね、初めてでしょ…」
「はい、美味しいです。」
『今日は、お馴染み【サー】の新しいペットの【リー】の初ステージです。
不慣れなショーになるかもしれませんが
お目汚しがあれば、後程テーブルを回りますので躾てやって下さい。』
そんなアナウンスが入り、ステージにライトが当たる。
何か怪しいことが始まる…嫌な感じ
音楽が始まり
紫の透けるドレスを着ている小柄な女性が出てきた。
ドレスの下の下着が透けて見えていて、アタシが今着けているような、ほとんど隠す部分が無いような、小さな布切れ…
別の黒服の男に椅子を引かれ座るように促される。
目が慣れるとすぐ前にステージがあり、最前列に座っていると判る。
誰も話していないので、聞きたいことはあったが黙っていた。
『お飲み物は』
「車だから、適当にノンアル出して」
アタシの様子を察したのかハルトが手を握ってくれた。
綺麗な色の飲み物が出てきた。一口飲むと、とても美味しい。
「酒は入ってないけど、カクテル仕立てだからね、初めてでしょ…」
「はい、美味しいです。」
『今日は、お馴染み【サー】の新しいペットの【リー】の初ステージです。
不慣れなショーになるかもしれませんが
お目汚しがあれば、後程テーブルを回りますので躾てやって下さい。』
そんなアナウンスが入り、ステージにライトが当たる。
何か怪しいことが始まる…嫌な感じ
音楽が始まり
紫の透けるドレスを着ている小柄な女性が出てきた。
ドレスの下の下着が透けて見えていて、アタシが今着けているような、ほとんど隠す部分が無いような、小さな布切れ…