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堕散る(おちる)
第16章 step16十段目…二人きりの休日
腹が立ってたし、へぇ〜って言いたい気分だけど、

「そうなんですか、凄いですね…」

と答えた。


「まだ怒ってるの?
悪いけど久しぶりに思い切り笑わせてもらった。」

まだ、笑みが止められないハルトがアタシの頭を撫でる。

ハルトに抱きしめられる。でもハルトの笑う顔が見れたからいいかな…


と思ったら、ハルトの手がアタシの秘部に触れる。

あっ…

撫でた手を見せられた。
ほんの少し出てきてるだけだった。

「ハルトたち、出てきちゃいましたね…」

「これをハルトたち、って名前にするのは、やめようね…」

グイッと
手を顔に近づけられたので、舐めて綺麗にした。


「出てきちゃうの寂しいの?」

最初のうちルリに薬を使った時寂しいと言ってたから訊いてみた。


「はい」

ルリが抱きついてきた。

「もし、また出たら、今みたいにして、ルリの中に戻してあげな…」





「ルリ、朝ごはん何?」

ハルトがアタシの後ろにぴったり貼り付いて、胸の辺りを触りながら、押されて歩くようにして、キッチンに向かう。

「和食、洋食、どちらにしますか?」

「何と何?」

「鮭を焼くか、フレンチトーストにサラダか…
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