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堕散る(おちる)
第17章 step17十一段目…日常…
勉強に集中する。
体は火照り、本をめくるにも、かがんで字を書くにも、反応して疼く。
欲しい。ハルトが欲しい。アタシを溶かして…
体の欲に脳内が侵されないように頭を振って集中させる。
ハルトをこっそり見る。
視線が合うことはない。
でも、見られていると、カラダが感じるのだ。
また、覗く、やはり視線は合わない…
ルリがチラチラ俺を見る。見られているのをカラダが感じるのだろうけど、知らんぷりする。
ルリの斜め向かいに座り、書類の整理を始めた。
ルリの視線が刺さるように痛いが、敢えて無視して一切見ないようにした。
1時間、たっぷり放置する。
「休憩しようか…」
漸く、休憩になる。
「珈琲淹れますか」
「次でいいよ」
ソファーで寛ぐ
「ルリ…おいで」
肩に手を回す。
「冷蔵庫にオードブルあったよ?」
「夕飯にお酒飲まなかったから、帰ったらありますと伝えるの忘れてました。」
ハルトがジュースを入れてくれた。
「ハルト、凄く会いたかったです…」
ルリは一生懸命言葉にする。
体は火照り、本をめくるにも、かがんで字を書くにも、反応して疼く。
欲しい。ハルトが欲しい。アタシを溶かして…
体の欲に脳内が侵されないように頭を振って集中させる。
ハルトをこっそり見る。
視線が合うことはない。
でも、見られていると、カラダが感じるのだ。
また、覗く、やはり視線は合わない…
ルリがチラチラ俺を見る。見られているのをカラダが感じるのだろうけど、知らんぷりする。
ルリの斜め向かいに座り、書類の整理を始めた。
ルリの視線が刺さるように痛いが、敢えて無視して一切見ないようにした。
1時間、たっぷり放置する。
「休憩しようか…」
漸く、休憩になる。
「珈琲淹れますか」
「次でいいよ」
ソファーで寛ぐ
「ルリ…おいで」
肩に手を回す。
「冷蔵庫にオードブルあったよ?」
「夕飯にお酒飲まなかったから、帰ったらありますと伝えるの忘れてました。」
ハルトがジュースを入れてくれた。
「ハルト、凄く会いたかったです…」
ルリは一生懸命言葉にする。