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堕散る(おちる)
第17章 step17十一段目…日常…
ルリに口づけする。

あまり放置しても可哀想だから…

静かな時間…

後頭部を押さえながら口づけする。ルリが首に手を回してきた。

反対の手で制服のボタンを外す、上半身のボタンを全部開ける。

服の上から一度、乳房を揉む。

ンン…

ルリが鳴く。

欲しくて堪らないと鳴く。

まだ直接触れない。

片胸の尖りの周りを親指の腹で円を描くように触れる。

関節が尖りに不器用に触れる。

触れてない方の手に、首に回されたルリの手が外れ、降りてくる。


「こっちも触って欲しいの?」

コクコクとルリが頷く。

「自分で触ってごらん。
薬指しか使っちゃダメだよ…」

比較的、不器用で触覚の弱い薬指を使うようにさせた。

人に触れられていると錯覚しやすいからだ。

ンン…ンあっ

口づけの合間に甘い吐息を洩らしながら、薬指で乳輪の辺りを擽るルリ…

どうに触れて欲しいのか、薬指の動きを真似て俺も反対側を弄ぶ。

最初遠慮がちに触れていたルリが、だんだん気が入ってくる。

目を閉じて口づけに応えながら、胸を弄る。

桜色に上気して綺麗になる。

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