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堕散る(おちる)
第20章 step20十四段目…秋
充血して赤みを増す乳首を、おもむろに舌で転がしながら舐めて、乳房を揉んでいく。

ツンと上を向いた乳首がエロく誘っていた。

「俺がレポートする間、ルリも勉強ね。」

そのまま抱いてもらえると思っていたアタシは肩透かしをくらっても堪えるしかなかった。


30分が凄く長く感じたのだ。糸を巻かれたままの乳首がピリピリして全身が疼いていた。


「できたよ。」

ハルトが日記を見せて、成長していると説明するけど、アタシはハルトが欲しくてたまらなかった。

「もう上の空だね。」

キュッと縛られた尖端を摘ままれて、アタシはハルトに崩れて寄りかかる。

ハルトにキスしながら、ネクタイを外していく。

そしてすべてをハルトに委ねたのだ。


「ルリ、ルリ?」

ん…

「そろそろ支度しなきゃじゃない?」

ハルトに起こされて、腕の中で、二人で桜色のタオルケットにくるまれて寝ていたのだと気づいた。

っあ…

「おはよ」

チュッ…

頬にキスされる。

ずっとこのままいられたらいいのに、

ファサッ

ハルトが上体を起こし、タオルケットが剥がれる。
引き締まった体に見とれていた。
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