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堕散る(おちる)
第22章 step22十六段目…初冬
ルリの荷物が気になり、部屋に入ってから開けようとすると、ひどく抵抗される。

何かあるとは思うが、教えてくれない。
まあ帰るまでに使うもんなんだろう。
探るのは諦めた。


「今日って何の日だっけ?」

「天皇誕生日です。」

朝からルリがキッチンに立つ。今回はルリが言うまでsexしないことにした。

育成もほぼ終わったからだ。
俺自身もsexでつなぎ止めようとは思わない。
sex以外の時間も楽しめていた。

食後に公園にいく。
さすがに寒くてだれもいない。しばらくブランコに乗ってから帰る。

「明日は朝から出かけるから。」

するとルリは慌てて家出バックから何かを持ってきた。

献立表というのを見せられて、優先順位を付けさせられた。

とりあえず昼は焼き魚と茶碗蒸しに決まったらしい。

夜はビーフシチューで休みの間の買い物に出ることになった。

買い物の間、ルリはとても嬉しそうだった。
俺もあまり行かないから、不思議なものが沢山ある。
何になるのか、どう使うのか訊くと、楽しそうに答えてくれた。
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