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背後偏愛サロン
第1章 とまどい
 『ハァァッ……』
 『ハァァァァァッ……』

 部屋はずっと静かなまま、ざわついている。
 時間が止まったような感覚に襲われる。

 どれくらい時間が経っただろう。
 実際には大した時間ではないはずだが、詩織にとってとてつもなく長く続いた沈黙を、扉の開く音が破った。

 カ……チャッ……

 脈がさらに速く、強くなる。
 背後で扉が閉まる音がすると、詩織は人の気配を背中全体に浴びた。
 男性の――
 『オス』の匂いが鼻をかすめた。
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