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背後偏愛サロン
第1章 とまどい
ファァァッ……!
フアァァッ……!
息が直接、詩織の身体に掛かってきてはいないのに、男性の口からは炎が吐き出されていて、それを背中全体に浴びせられているのかと思うほどに、熱い。
下腹の奥の芯がじわりと熱を帯びている。
甘くざらざらとした渦が、ふわっ……と身体の内側に広がっていく。
詩織の脚はいつの間にか震えるのを忘れ、両ももをゆっくりこすり合わせるような動きになっていた。
――あ……あ……
こんな動きを見て、男性はどう思っているだろう?
四六時中発情しているような、はしたない女だとでも思っているのだろうか。
その時、詩織の口からまた声が出そうになった。
男性のもう一方の手が、詩織の尻に触れたのだ。
――え……!
――だめ……だめ……!
スカートをまくり上げられたうえに、お尻に触れられるなんて――。
そんな詩織のとまどいを知ってか知らずか、男性は大きく広げたゴツゴツした手のひらで、詩織の右の尻肉を包んだ。
そして、そのままゆっくり、ゆっくりと撫でるように動いた。
肌に直接触れられているわけではない。
それなのに、布越しに触られている方が身体が受け止める刺激が強い。
ザラザラとした手がタイツの細かい繊維の織り目とこすれ合い、微細な振動を奏でて、ショーツがその振動から雑味を取り除き、甘く純粋な情欲だけを尻肉に伝えてくる。
「は……ぁ……っ……」
詩織の口からも、熱い息がこぼれ落ちた。
男性は詩織の脚を少し開き気味にさせると、その太い指を股間に這わせて前後に往復させ始めた。
「ん……や……ぁ……っ」
勝手に声が漏れる。慌てて口を塞ぐ。
フアァァッ……!
息が直接、詩織の身体に掛かってきてはいないのに、男性の口からは炎が吐き出されていて、それを背中全体に浴びせられているのかと思うほどに、熱い。
下腹の奥の芯がじわりと熱を帯びている。
甘くざらざらとした渦が、ふわっ……と身体の内側に広がっていく。
詩織の脚はいつの間にか震えるのを忘れ、両ももをゆっくりこすり合わせるような動きになっていた。
――あ……あ……
こんな動きを見て、男性はどう思っているだろう?
四六時中発情しているような、はしたない女だとでも思っているのだろうか。
その時、詩織の口からまた声が出そうになった。
男性のもう一方の手が、詩織の尻に触れたのだ。
――え……!
――だめ……だめ……!
スカートをまくり上げられたうえに、お尻に触れられるなんて――。
そんな詩織のとまどいを知ってか知らずか、男性は大きく広げたゴツゴツした手のひらで、詩織の右の尻肉を包んだ。
そして、そのままゆっくり、ゆっくりと撫でるように動いた。
肌に直接触れられているわけではない。
それなのに、布越しに触られている方が身体が受け止める刺激が強い。
ザラザラとした手がタイツの細かい繊維の織り目とこすれ合い、微細な振動を奏でて、ショーツがその振動から雑味を取り除き、甘く純粋な情欲だけを尻肉に伝えてくる。
「は……ぁ……っ……」
詩織の口からも、熱い息がこぼれ落ちた。
男性は詩織の脚を少し開き気味にさせると、その太い指を股間に這わせて前後に往復させ始めた。
「ん……や……ぁ……っ」
勝手に声が漏れる。慌てて口を塞ぐ。