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背後偏愛サロン
第2章 渇き
 その時、男の手が腰あたりに掛かったかと思うと、ショーツごとタイツをひざ上まで一気に下ろされた。
 「いやっ!」
 詩織は反射的に声を上げてしまった。

 ――今の声くらいで……
 ――私が誰かなんて分からない……
 ――大丈夫……

 詩織は片手を棚の縁から離し、慌ててバッグの中をまさぐって、取り出したハンカチを丸めて口に詰め込んだ。

 それよりも――
 とうとうどこの誰だか分からない男性に、むき出しの尻をさらけ出してしまった。
 男性の細いながらも力強い指が、詩織の右のももをつかむ。
 タイツをはぎ取られた柔らかな肌に食い込む指が、さっきよりも詩織の脚を大きく開かせる。

 ――そんなに……開いたら……
 その尻肉の間にあるものも――全部見られてしまう。
 いや、もう見られている。
 股間に、すうっと冷たい空気を感じる。
 ――ああっ……
 詩織の思っている以上に、秘唇が愛液まみれになっているようだ。

 前回と同じように、コートもマフラーを外さないままの上半身で、尻だけを丸出しにして、脚を開き気味に立たされている。
 しかも、タイツとショーツをひざまで中途半端に下ろされたままで、だ。

 詩織の頭の中に、後ろから見た自分の今の姿が勝手に浮かび上がる。
 卑猥極まりない格好だ。
 恥ずかしさを通り越している。

 さっきまで詩織の肉芽を責めていた棒状の先端が、秘唇の間にある花弁にあてがわれた。
 ――ああっ……!
 ――そこ……だめ……だめ……
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