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人魚男子。
第2章 ゴー・トゥ・ザ・アナザー・ワールド
「あっ、はぁ…あんっ」
夢中で擦りあげると、ぺニスの先から先走りが滲み始めました。
「んっ、もう出るっ……!」
ビクビク身体を震わせながら、リアディは勢いよく射精します。
海に向けて放出された白濁は、波を汚してしだいに消えていきました。
「はぁ……」
鼓動が落ち着くのを待ちながら、けだるげに船を見上げたとき、王子と目が合ったような気がしました。
「…見られたかな」つぶやいて、リアディは海にちゃぷんと身を隠します。
そのまま、船が行ってしまうのを待つつもりでした。
…しかし。
それからしばらくすると、急に海が荒れ始めたのです。強い風が海上を吹き荒れ、ざあざあ、雨も降ってきました。
いったん海の底へ戻ろうとしたリアディですが、ふと気になって海の上へ顔を出します。王子を乗せた船が風と波に弄ばれ、大きく揺れていました。
空の様子を見に来たらしい王子が、ひときわ強い風にさらわれ、くらりと海へ……
「危ないっ!」
リアディは、急いで彼を助けに向かいました。
気を失っている王子を抱き止め、雨風と戦いながら陸へ向けて泳ぎます。
「しっかりして、王子様……。まだヤってないのに、死んじゃやだ!」
夢中で擦りあげると、ぺニスの先から先走りが滲み始めました。
「んっ、もう出るっ……!」
ビクビク身体を震わせながら、リアディは勢いよく射精します。
海に向けて放出された白濁は、波を汚してしだいに消えていきました。
「はぁ……」
鼓動が落ち着くのを待ちながら、けだるげに船を見上げたとき、王子と目が合ったような気がしました。
「…見られたかな」つぶやいて、リアディは海にちゃぷんと身を隠します。
そのまま、船が行ってしまうのを待つつもりでした。
…しかし。
それからしばらくすると、急に海が荒れ始めたのです。強い風が海上を吹き荒れ、ざあざあ、雨も降ってきました。
いったん海の底へ戻ろうとしたリアディですが、ふと気になって海の上へ顔を出します。王子を乗せた船が風と波に弄ばれ、大きく揺れていました。
空の様子を見に来たらしい王子が、ひときわ強い風にさらわれ、くらりと海へ……
「危ないっ!」
リアディは、急いで彼を助けに向かいました。
気を失っている王子を抱き止め、雨風と戦いながら陸へ向けて泳ぎます。
「しっかりして、王子様……。まだヤってないのに、死んじゃやだ!」