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人魚男子。
第4章 トリック・オア・トリート
「それで、おちんちんが勃たないって、どんな感じなの?自分でしても勃たないのかな。恋人とセックスするときも?」ルネイに尋ねられて、リアディはうなずきました。
「はい。最近オナニーしてなくて、自分でしても反応しないし…。気持ちよくなれないんです。それと、恋人はまだ…いないですけど」
「そうか」
ルネイは言って、何やら怪しげな薬の瓶を出してきました。「これを飲んでごらんよ。気持ちが変わると思うよ」
「何ですか、これ」リアディは渡されたものをじっと見つめます。淡いブルーの液体が小さく泡立っていました。
「インポ治療薬」
正確には媚薬だけど、とルネイは心の中で付け足します。
リアディは半信半疑で飲んでみました。最後の一口を飲み込んだとたん、下半身がかぁっと熱くなり、体がほてり始めました。
「あっ…」
立っていられなくなってその場に崩れてしまいます。
「効いてきたね」
ルネイは笑って、棚から何か道具を出してきました。
「それ…」
リアディは目を見開きます。
「大丈夫だから、じっとしててねー」
ルネイは、ゴムのような素材でできた輪を二つ投げてきました。リアディの腕はそれで後ろ手に拘束されてしまいます。「インポ治したいんでしょ?」
微笑みながら、ルネイは指で摘まんでいるものを見せました。
ウニから採取したらしい黒いトゲを数本束ねて直径5ミリほどの針にしたものが、先っぽをコーティングされた状態で光っています。
「や、あっ…」
リアディは逃げようとしますが、媚薬のせいで力が入りません。
「大丈夫だから、ちゃんと勃起するまでつきあわせてよ」
ルネイは言って、リアディのうろこを弾くようにかき分けました。
「はい。最近オナニーしてなくて、自分でしても反応しないし…。気持ちよくなれないんです。それと、恋人はまだ…いないですけど」
「そうか」
ルネイは言って、何やら怪しげな薬の瓶を出してきました。「これを飲んでごらんよ。気持ちが変わると思うよ」
「何ですか、これ」リアディは渡されたものをじっと見つめます。淡いブルーの液体が小さく泡立っていました。
「インポ治療薬」
正確には媚薬だけど、とルネイは心の中で付け足します。
リアディは半信半疑で飲んでみました。最後の一口を飲み込んだとたん、下半身がかぁっと熱くなり、体がほてり始めました。
「あっ…」
立っていられなくなってその場に崩れてしまいます。
「効いてきたね」
ルネイは笑って、棚から何か道具を出してきました。
「それ…」
リアディは目を見開きます。
「大丈夫だから、じっとしててねー」
ルネイは、ゴムのような素材でできた輪を二つ投げてきました。リアディの腕はそれで後ろ手に拘束されてしまいます。「インポ治したいんでしょ?」
微笑みながら、ルネイは指で摘まんでいるものを見せました。
ウニから採取したらしい黒いトゲを数本束ねて直径5ミリほどの針にしたものが、先っぽをコーティングされた状態で光っています。
「や、あっ…」
リアディは逃げようとしますが、媚薬のせいで力が入りません。
「大丈夫だから、ちゃんと勃起するまでつきあわせてよ」
ルネイは言って、リアディのうろこを弾くようにかき分けました。