この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
人魚男子。
第1章 アンダー・ザ・シー
そんな人魚たちの中に、リアディという名の、愛らしい人魚がいました。ゆるりとうねって腰の辺りまで流れる髪はライトベージュ、穏やかな印象の瞳は海藻色で、肌は真珠のような白。珊瑚色の口唇で微笑まれれば、誰もがとろりとなってしまいます。
オシャレなので、首と左手首にはシルバーアクセをつけていて、ぺニスには真珠をはめこんでいました。
見た目は美しい彼ですが、やはり人魚男子なので、うろこの数だけやらしいことばかり考えています。
お年頃の彼の最近の楽しみは、お兄さん人魚たちの話を聴くこと。
人魚は大人になると海の上へ遊びに行けるようになるのです。もちろん、人間に見つかるとやばいのでバレないようにするのですが、たまに一人で船旅してる若者と内緒のアバンチュールを楽しめるみたいです。
その自慢話がおもしろくて、リアディや耳年増の人魚たちは通いつめていました。
オシャレなので、首と左手首にはシルバーアクセをつけていて、ぺニスには真珠をはめこんでいました。
見た目は美しい彼ですが、やはり人魚男子なので、うろこの数だけやらしいことばかり考えています。
お年頃の彼の最近の楽しみは、お兄さん人魚たちの話を聴くこと。
人魚は大人になると海の上へ遊びに行けるようになるのです。もちろん、人間に見つかるとやばいのでバレないようにするのですが、たまに一人で船旅してる若者と内緒のアバンチュールを楽しめるみたいです。
その自慢話がおもしろくて、リアディや耳年増の人魚たちは通いつめていました。