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その瞳に…
第36章 ~モノローグ6~
そもそも、夕方すでに2回もいしていた為、自分が把握している回数だけで、普段からは考えられない位している事が解る。
(取りあえず・・・シャワーでも借りよう・・・)
まだ多少残る酒の匂いも気になり、僕は舞奈を起こさない様ゆっくりとベッドを降り服を探す。
しかし、どこにも僕たちの服が無く、変わりにガウンと、新品の下着だけが置かれていた。
(ピンクって・・・)
ボクサータイプの下着を手にとり、その色に抵抗するが、流石にノーパンで出歩く訳もいかず、しぶしぶとそれを履き、ガウンを身に着ける。
ガチャリとリビングへ続くドアを開けると、そこには既に成滝が起きてきていた。
成滝もまだ起きたばかりなのだろう。
普段はコンタクトだが、今ままだ眼鏡のままに、ほんの少しだけついた寝癖も直さずコーヒーを口に運びながら新聞を読んでいた。
「・・・おはよう」
なんとなく、まだこいつの顔を見たくなかったが、会ってしまえばしょうがない。僕は少し不機嫌に成滝に挨拶する。
すると、成滝は新聞から顔をあげ、ほんの少しだけ微笑んだ。
「おはよーダーリン」
ダーリンと言う言葉に僕が思い切り嫌そうな顔をすると、成滝はいたずらが成功した子供のように笑った。
「思ったより早く起きたな」
『思ったより』とは、多分昨日の僕の行動を見ているから、もう少し遅くおきてくると思っていたのだろう。
たしかに、体はまだダルイが・・・
「シャワー借りる」
ぶっきらぼうにそう伝えると、成滝ははいよ~と手をひらひらさせる。
「あ、お前らの服、早百合が洗濯するって持って行ったから。それまではその姿でよろしく。舞奈ちゃんには後で誰かの服持ってこさせるから」
後ろからそう声を掛けられ、僕はありがたく思い片手を挙げて成滝に答え、さっさとバスルームへ移動した。
(取りあえず・・・シャワーでも借りよう・・・)
まだ多少残る酒の匂いも気になり、僕は舞奈を起こさない様ゆっくりとベッドを降り服を探す。
しかし、どこにも僕たちの服が無く、変わりにガウンと、新品の下着だけが置かれていた。
(ピンクって・・・)
ボクサータイプの下着を手にとり、その色に抵抗するが、流石にノーパンで出歩く訳もいかず、しぶしぶとそれを履き、ガウンを身に着ける。
ガチャリとリビングへ続くドアを開けると、そこには既に成滝が起きてきていた。
成滝もまだ起きたばかりなのだろう。
普段はコンタクトだが、今ままだ眼鏡のままに、ほんの少しだけついた寝癖も直さずコーヒーを口に運びながら新聞を読んでいた。
「・・・おはよう」
なんとなく、まだこいつの顔を見たくなかったが、会ってしまえばしょうがない。僕は少し不機嫌に成滝に挨拶する。
すると、成滝は新聞から顔をあげ、ほんの少しだけ微笑んだ。
「おはよーダーリン」
ダーリンと言う言葉に僕が思い切り嫌そうな顔をすると、成滝はいたずらが成功した子供のように笑った。
「思ったより早く起きたな」
『思ったより』とは、多分昨日の僕の行動を見ているから、もう少し遅くおきてくると思っていたのだろう。
たしかに、体はまだダルイが・・・
「シャワー借りる」
ぶっきらぼうにそう伝えると、成滝ははいよ~と手をひらひらさせる。
「あ、お前らの服、早百合が洗濯するって持って行ったから。それまではその姿でよろしく。舞奈ちゃんには後で誰かの服持ってこさせるから」
後ろからそう声を掛けられ、僕はありがたく思い片手を挙げて成滝に答え、さっさとバスルームへ移動した。