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ただそこに君がいた
第2章 いつからか


だけど。
うまく説明できないんだけど…


『バッカじゃないの?盛ったんなら、彼女のとこへでも行きなよ。』


違うんだ。女とヤリたい気分なんかじゃない。オレはただ、お前を抱きしめたい。


『なっ…離して…!』


回した腕を押しのけて、一夏は意地でも離れていこうとするから。そうはさせじと強く引き寄せて。


『一夏、抱かせて。』


きつく抱きしめて言うと、抵抗が止まった。


『春季、どうし…』

『お前を抱きたい、今すぐに…!』


後ろから奪うようにキスをすると、一夏は一気に大人しくなった。目を見張って、頬を真っ赤に染めて、押し黙る。困り果てた一夏のその表情を見ただけで…さっきまで萎えてたオレのソコに体中の熱が集まった。



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