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元セフレの上司が帰ってきた
第1章 日常
(あ~まだ、午前中だよね?今日はなんか、一日過ごした気分になるくらい濃い…専務、こわいなぁ…)

深呼吸を、三回して専務室をノックした

「失礼します」
「中谷くん。ご苦労様。まぁ、かけて」
「はい。失礼します」
専務がゆっくり、お茶を啜っている

(なんだろ…こわいなぁ…)

「君が先日までやっていたCSプロジェクトがたね。わが社がずっと手を組みたいと試行錯誤でアピールしていたST社が、絶賛しててね。
講義と講習を頼みたいと、言ってるんだよ。
このチャンスをわが社としては、逃したくない。
一役、かってくれないかね。」
「わ…わたくし…が…ですか?」
「普段、現場で指導してるCSプロジェクトをやってくれれば良い。でな。内々にしてほしいんだが、明日、この計画に適してる人材を呼んでるので、その指揮者を筆頭に進めてほしい。良いかね?」
「はい。承知しました」
「ありがとう。では、改めて、明日、人事発令する。ご苦労様」
「はい。失礼します」
(なんか…エライポジションになっちゃったな…)
会議室に戻ると、すっかりお昼休みの時間帯になっていた。
社食でメニューを選んでいると、みどり先輩が大きな声で呼んでいた
「は~い。今いきま~す。」
ろくに、振り返らず返事した
(声、デカイっつ~の。恥ずかしいわ)
パスタのセットを手にして、やっと顔をあげると…
(え?!何で?何で?)
先輩と佐伯くん。そしてケイスケ…更にゆうかちゃん…が同じテーブルでランチしていた。
「さゆりもパスタにしたんだ~」
(したんだ~。じゃないでしょが…どしたら、このメンバーになるわけ?)
「あっ、先輩もですか?てか、みなさん、お疲れ様です。失礼します」
(なんだろ…この空気…全くわかってないのは、先輩と、ゆうかちゃんだけ…私、気まずすぎる)
「中谷さんとお食事できるなんて、光栄です」
ゆうかちゃんが目をキラキラさせているのが心苦しく、懺悔したい気分になる
「さゆりのファンなんだって~。てか、ビックリした?」
「ビックリしました(笑)なんでこのメンバーに?」
「会議室で佐伯君に、ランチ行こうって誘ってた時に、さゆりがコピー機に原本を忘れていってて、それを金子君が届けてくれて~そしたら、金子君と佐伯君が飲み仲間って知ってランチ一緒に行こうってなって社食に向かってたら、ゆうかちゃんが来たーみたいな(笑)」
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