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元セフレの上司が帰ってきた
第1章 日常
沈黙のバルコニーで小さなタバコの光が2つと
煙が消えるまで、静かに夜景をみていた
「気をつけて…」
「うん。ありがとう」
玄関で別れを告げるとケイスケが手を握った
「握…手?」
「うん。」
「なんか…寂しくなりそうだから、早く帰って(笑)」
「だな。じゃ…」
玄関に夜風が入りこんでくるのと同時に
ケイスケの姿が消えていった
(ありがとう…ケイスケ…)
お風呂に入って、しばらくバルコニーで
ボーッとしていた。
(お腹減ったな…なんか作るか…)
冷蔵庫を開けて、何を作るか考えていると
イマイチ、食べたいものが浮かばない
(買い物行ってなかったな…うーん。コンビニ行くか)
お財布片手に、コンビニに向かった
5月だというのに夏の夜みたいな空気
(また、夏がくるな…花火大会デートしたっけ…)
ちゃんと挨拶できない店員の声がコンビニに響きわたる
オニギリ売場の前でカップルが
いちゃついてる
(選びづらっっ。バカップルめ。飲物、先にみるか…)
「え~。明日は~だ~めっ。今日がいい~」
バカップルの女が、ぶりっぶりの声で
いかにも、チャラ男みたいな奴に甘えてる
(うざっ)
お菓子売場にまわると、やけに耳に残る女の声
聞く気は、全くないが、バカ喋りが続いている
(外いけよ…てか。男、若干、めんどくさそうだな…お弁当みたいんだけどな~…ん?あれ?…あのコ…え?!ゆうかちゃん?!嘘でしょ!?)
目を疑った。何度も見たが、やっぱり
ゆうかちゃんだった。
(え?なんで?こんなとこにいるの?つーか。あの男誰?ケイスケは?)
慌てて、雑誌コーナーに逃げる
「明日は、予定あるから~今日なら泊まれるよ」
「じゃぁ。明日の分まで、やろうな」
「やだ~声大きい~」
バカップルが出ていく…
(ゆうかちゃん…別人みたい。。。ケイスケ…に言ったほうが、良いのかな?…いや…人違いかもしれないし…見なかったことにしよ。うん。それがいい)
お弁当を選び、家に体を向ける
コンビニを出て一分も経たないうちに
前から人が走ってきて、私の持ってるコンビニ袋に当たった
ほぼ、同時に「すみません」といい顔をあわせると…
「さゆりさん」
「ゆうかちゃん?」
「さゆりさん、この辺なんですか?」
「あっ。うん。ゆうかちゃんも?」
「いや。私は、今日、友達の家がこの辺で…きてて…」
煙が消えるまで、静かに夜景をみていた
「気をつけて…」
「うん。ありがとう」
玄関で別れを告げるとケイスケが手を握った
「握…手?」
「うん。」
「なんか…寂しくなりそうだから、早く帰って(笑)」
「だな。じゃ…」
玄関に夜風が入りこんでくるのと同時に
ケイスケの姿が消えていった
(ありがとう…ケイスケ…)
お風呂に入って、しばらくバルコニーで
ボーッとしていた。
(お腹減ったな…なんか作るか…)
冷蔵庫を開けて、何を作るか考えていると
イマイチ、食べたいものが浮かばない
(買い物行ってなかったな…うーん。コンビニ行くか)
お財布片手に、コンビニに向かった
5月だというのに夏の夜みたいな空気
(また、夏がくるな…花火大会デートしたっけ…)
ちゃんと挨拶できない店員の声がコンビニに響きわたる
オニギリ売場の前でカップルが
いちゃついてる
(選びづらっっ。バカップルめ。飲物、先にみるか…)
「え~。明日は~だ~めっ。今日がいい~」
バカップルの女が、ぶりっぶりの声で
いかにも、チャラ男みたいな奴に甘えてる
(うざっ)
お菓子売場にまわると、やけに耳に残る女の声
聞く気は、全くないが、バカ喋りが続いている
(外いけよ…てか。男、若干、めんどくさそうだな…お弁当みたいんだけどな~…ん?あれ?…あのコ…え?!ゆうかちゃん?!嘘でしょ!?)
目を疑った。何度も見たが、やっぱり
ゆうかちゃんだった。
(え?なんで?こんなとこにいるの?つーか。あの男誰?ケイスケは?)
慌てて、雑誌コーナーに逃げる
「明日は、予定あるから~今日なら泊まれるよ」
「じゃぁ。明日の分まで、やろうな」
「やだ~声大きい~」
バカップルが出ていく…
(ゆうかちゃん…別人みたい。。。ケイスケ…に言ったほうが、良いのかな?…いや…人違いかもしれないし…見なかったことにしよ。うん。それがいい)
お弁当を選び、家に体を向ける
コンビニを出て一分も経たないうちに
前から人が走ってきて、私の持ってるコンビニ袋に当たった
ほぼ、同時に「すみません」といい顔をあわせると…
「さゆりさん」
「ゆうかちゃん?」
「さゆりさん、この辺なんですか?」
「あっ。うん。ゆうかちゃんも?」
「いや。私は、今日、友達の家がこの辺で…きてて…」