この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
元セフレの上司が帰ってきた
第1章 日常
(友達?どう見ても、あの男、友達じゃないよね)
「さゆりさん、もしかして、スッピンですか?」
(しまった…)
「やぁ。あんまり見ないでっ!」
「めっちゃ可愛いんですけど」
「いやいや。かなりヤバイでしょ。」
「あんまり、変わらないし。」
「ねぇ。ゆうかちゃん、急いでる感じだったけど大丈夫?」
「あっ。さっき、コンビニのゴミ箱に間違えて、Suica捨てちゃったかもって思って…」
「それは大変。早く探さないとね。」
「すみません。では、失礼します」
「は~い。気をつけてね」
(やっぱり、ゆうかちゃんだった…さっき一緒にいた男は、何してんの?なんで一緒にこないんだろう…)
少し先に音漏れ全開の車が停車している
(あっ。あれか…ゆうかちゃん。多分、私が居なくなるの確認してから車に戻るんだろうな…早歩きしないとな)
マンションまで若干、小走りで帰ったせいか、
汗をかき、再度、シャワーを浴びて
落ち着いた頃には、22:00をまわっていた
なんとなくつけてるTVの前で
コンビニ弁当を広げ、なんとなく食べながら
今日一日を振り返っていた
(そういえば、今朝4:00から起きてるんだった…寝ないとな…明日は、専務直々の推薦上司がきて新しい仕事。っていうかなりプレッシャー全開だし…)
寝る準備を着々と進め、目覚ましセットの為に
スマホをとりだした
(あれ?着信?ケイスケだ)
慌てて、ケイスケにかける。
「ごめん。ケイスケ。電話気づかなかった」
「良かった。繋がって。あのさ。クリアファイル、お前んちに忘れてないかな?」
「クリアファイル?」
「交通費と、領収書の提出書類なんだけど、なくてさ。」
「ちょっと待って。見てみる」
(ゆうかちゃん、言わないほうが、良いよね…)
「あっ!テーブルの下にあったよ」
「マジで?良かったー。わりぃけど、明日、持ってきてもらって良い?」
「OK。朝イチ、コピー室に来てくれる?」
「それ名案!ありがとな。じゃ明日!」
「うん。あっ。ケイスケ…」
「ん?」
(やっぱ、言えない…)
「おやすみなさい」
「おやすみ。さゆり」
(言うべきじゃないよね…)
ベッドに入って、寝ちゃえば、今日の色々なんて忘れられるはず…そんな呪文みたいに唱えて眠りについた。
「さゆりさん、もしかして、スッピンですか?」
(しまった…)
「やぁ。あんまり見ないでっ!」
「めっちゃ可愛いんですけど」
「いやいや。かなりヤバイでしょ。」
「あんまり、変わらないし。」
「ねぇ。ゆうかちゃん、急いでる感じだったけど大丈夫?」
「あっ。さっき、コンビニのゴミ箱に間違えて、Suica捨てちゃったかもって思って…」
「それは大変。早く探さないとね。」
「すみません。では、失礼します」
「は~い。気をつけてね」
(やっぱり、ゆうかちゃんだった…さっき一緒にいた男は、何してんの?なんで一緒にこないんだろう…)
少し先に音漏れ全開の車が停車している
(あっ。あれか…ゆうかちゃん。多分、私が居なくなるの確認してから車に戻るんだろうな…早歩きしないとな)
マンションまで若干、小走りで帰ったせいか、
汗をかき、再度、シャワーを浴びて
落ち着いた頃には、22:00をまわっていた
なんとなくつけてるTVの前で
コンビニ弁当を広げ、なんとなく食べながら
今日一日を振り返っていた
(そういえば、今朝4:00から起きてるんだった…寝ないとな…明日は、専務直々の推薦上司がきて新しい仕事。っていうかなりプレッシャー全開だし…)
寝る準備を着々と進め、目覚ましセットの為に
スマホをとりだした
(あれ?着信?ケイスケだ)
慌てて、ケイスケにかける。
「ごめん。ケイスケ。電話気づかなかった」
「良かった。繋がって。あのさ。クリアファイル、お前んちに忘れてないかな?」
「クリアファイル?」
「交通費と、領収書の提出書類なんだけど、なくてさ。」
「ちょっと待って。見てみる」
(ゆうかちゃん、言わないほうが、良いよね…)
「あっ!テーブルの下にあったよ」
「マジで?良かったー。わりぃけど、明日、持ってきてもらって良い?」
「OK。朝イチ、コピー室に来てくれる?」
「それ名案!ありがとな。じゃ明日!」
「うん。あっ。ケイスケ…」
「ん?」
(やっぱ、言えない…)
「おやすみなさい」
「おやすみ。さゆり」
(言うべきじゃないよね…)
ベッドに入って、寝ちゃえば、今日の色々なんて忘れられるはず…そんな呪文みたいに唱えて眠りについた。