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元セフレの上司が帰ってきた
第2章 切り離せない過去
「じゃ。今しよ」
「何言ってんのよ」
「ちょっときて」

また、手を引っ張る

「佐伯君。手はマズイって」

「いいから。早く」

「わかったから。行くから、手は離して。誰かに見られたら、どうすんの?」

(放火されたら、洒落にならない)

エレベーターで最上階にいき、一番端にある屋上への階段を登り、佐伯がズボンのチャックをおろし、出してきた
「口に出したい。しゃぶって」
「もう…」
すぐに口の中にいれて舌で遊んでいた

チュパチュパと音が鳴り響いて、時々、先っぽだけ転がしていると、佐伯がイキそうな顔で、頭を掴み、喉の奥に突っ込んでくる

温かいドロッとした感触が口の中に広がり、ゴックンしようとしたか否かのタイミングで、佐伯がストッキングを下まで一気に下ろしてきた

「戻らないと…佐伯君…」

「ちょっとだけ入れたら帰すから」

「でも…」

「早く後ろ向いて」

佐伯がすぐに入ってきた

「あぁ。気持ちいいな。。。さゆり…」

「あんっあんっ」

「しーっ」

口を塞がれ、ピストンが激しくなる

我慢できずに声がでる

「さゆり。声出しちゃだめだって」

「あん…ん~」

「お尻にだすから、もっと、つき出して。あっっ。イキそう」

佐伯のピストンの早さとイク時の激しい音が階段中にパンパンと響いて、心地よくなっていた
頭が真っ白になる快感と共にお尻から流れ出す白い液体を佐伯が丁寧に拭きとっていた
「さゆりって、本当、気持ちいいよな。2回出せるって最高。思いっきり今度したいよ」

「彼女と別れたらホテルで沢山してあげる」

「本当に?」

「うん」

「SMとか好き?」

「M役が好き」

「マジで?じゃぁ。今度、そういうのできるとこ行こうよ」

「彼女さん、怖いから、彼女さんとのこと次第だけどね。」

「明日さ…会うことになってるから、言うよ」

「そう……」

急ぎ足でお互い部所に戻った

(ヤバイ…5分過ぎちゃった…)

「すみません。」
目を瞑って、頭を下げながらドアをあけた

(あれ?)

広瀬が一人だけポツンといた

「他の二人は?」

「あっ。えっと…伝言が……」

「伝言?」

「龍崎部長が、過去のデータ収集をするから、中谷さんに書庫にくるように。と…」

「あっ。そうなの?金子君は?」

「金子さんは、取引先のクライアント収集言われてて、外回りです」
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