この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
元セフレの上司が帰ってきた
第2章 切り離せない過去
ケイスケが夜景をみながら、気持ちよさそうに
タバコを吹かしている

「いいとこだよなぁ」

「そう?かな~」

「いや~しかし。さゆりがこんな料理上手とは、感心したよ~」
「ハンバーグは、誰が作っても美味しいでしょ」
「いや。これは、うまい!!」
「喜んで頂けて、作った甲斐がありました」

やっといつもの笑顔に戻ったケイスケは、ワインをまた、注いでいた

(最後って言ったのに。まっ。いっか)

ワインとタバコを暫く続けると、ケイスケは、リビングのソファーに寝転がりながら、テレビのチャンネルをかえている

「このソファ~めっちゃ気持ちいいな」

「でしょ。ヴィンテージものっす」

「マジか~」
「マジだ~(笑)どうぞ、ごゆっくり」
「お腹一杯で動けない…もうちょい、休んだら帰るね」
「私は、大丈夫だから、ケイスケのタイミングでいいよ」

「サンキュ」

食器の片付けを始め、洗い物をしているとテレビの音も、ケイスケの笑い声も水の音でかきけされていた。

(よいしょ。あとしまうだけだな。あっ。やだ。もう23時じゃん。)

慌てて、ケイスケを呼ぶが返事がない

ソファーに近づくと、気持ち良さそうにグッスリ眠っていた


「ケイスケ。ケイスケ。終電、なくなっちゃうよ」

「…………ゆうかちゃん…」

(可愛いな。でも、どうしよう。全然、起きない)

再度、起こすが、迷惑そうに姿勢をかえて、爆睡している

(ダメだな…こりゃ…こんなに爆睡って)

寝室から毛布をもってきて、そっとかけた

(終電、間に合いそうにないな…夜中、起きたとしても、酔い、覚めてるだろうし、車で帰るかな?)

暫く、横に座って、ケイスケの寝顔を眺めていた
久々に、人との生活や温もりのようなものを感じていた

(お風呂、入んなきゃな……)

重い腰をあげ、浴室にようやく、足をいれた

(ゆうかちゃん…か…ほぼ、毎日、この辺にいて、あの車…誰でどういう関係なんだろ?)

シャワーを顔にあてて、流れ落ちるお湯の中、ぼんやり、ゆうかちゃんのことを考えていた

(実家に帰る。って言ってたんだよね?この辺が実家?)

【バン!!ガチャ】

(ん?)

「ケイスケ!!いや!!ちょっと」

浴室のドアを開けたケイスケが全裸で立っていた

「……さゆり」

シャワーに打たれる中、ケイスケに熱いキスを浴びせられていた

/90ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ