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元セフレの上司が帰ってきた
第2章 切り離せない過去
灰皿置き場に吸殻を捨てにいく

(あれ?佐伯くん?)

1階の広場で佐伯が誰かと話している
緑道に囲まれた広場 上から見るには木々が多く
時折、木々の間から佐伯の横顔が見える

(なんか深刻そう…誰と話してるんだろ?)

タバコに火を点け、肘と缶コーヒーを手すりに委ねて至福の時を吸い込んでいた

(あっ!あの人…確か…あつこ?とかいう彼女だったよね。別れ話?)

佐伯が手を大きく使って、声を露にして怒っている様子だった。

(佐伯君て、あんな感情的になるんだ…)

あつこ らしき女が何かを冷静な態度で話している
一変、佐伯が大人しくなった

(なんか…エライとこと、関わっちゃったな。。。)

佐伯とのCarSEXが頭を過る…

(気持ち良かったな…彼女と別れるなんて、言ってたけど、どうみても、別れなさそう)

3本目に火を点け、 また、ベンチに座った

(これ吸ったら行くか…)

空き缶をゴミ箱に投げ捨て、部所へ戻った。
ケイスケと広瀬が心配そうに声をかけてくれた
外の空気で元気になった。と返事をすると、二人は、安心して仕事の顔へ戻っていった

さっきと同じ空気。
PCを、うちこむ3人の指先の音だけが部所に響く

【プップルプルプルプル♪】

内線が鳴ると広瀬が、すぐに受話器をとった。

「お疲れ様です、はい。……はい。……はい。……伝えます…はい。失礼します」

受話器を戻すと、すぐに私の名前を呼んだ

「部長が、PC持って書庫に来るようにと…」

(マジか…)

「あっ。わかった。ありがとう」

ケイスケと目が合う

「金子君…ごめん。今、こっちのデータ送るから、確認だけしてくれる?」

「了解。」

送信を確認し、部所をでた

(どうしよう…また……しちゃったら…いや。ダメ…性欲に気持ちに負けちゃだめ…)

書庫をノックし、龍崎のもとへいくと、やはり抱きしめられていた

「離して…」

「さゆり?どうしたの?」

「昨日、こういうのは…って話したばっかりじゃないですか…」

「あぁ。そうだな。いやさ…昨日さ…お前んちに行ったらさ。金子を家にいれてるの見ちゃってさ」

「え?」

「何してたのかな?って…気になっちゃってさ」

「そういうんじゃないです…たまたま、買い物手伝ってくれて、運んでくれただけです」

「ふーん。」
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