この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
元セフレの上司が帰ってきた
第3章 縺れる糸達
お財布片手に、ショウくんとエレベーターに乗っていた
(なんだろ…)
「ショウくん、今日、学校は?」
「お休みです」
「それって、学校休み?それとも休んだ?」
「(笑)休んだ。…です(笑)」
「やっぱり?(笑)」
マンションを出て、風に当たると少し気分が優れていた
「ねぇ…お詫びって?」
「あ…あの…帰り道でもいいですか?」
「あっ…うん」
(なに?わけわかんないな~)
何を話していいかわからず沈黙のまま、肩を並べて歩いていた
「あっ」
ショウくんが、一点を見つめて口を開けている
「え?」
ショウくんの視線の先をみると、思わず同じように「あ」が声にでていた
(ゆうかちゃん。あれ?会社は?…てか。なんで、ショウくんも?)
「さゆりさん、あの女性、知り合いですか?」
「うん…知り合いの彼女に似てるような…ショウくんの知り合い?」
「知り合いの彼女?」
(なんかヤバイ気がする…)
「似てるような…似てないような…」
「あの人、ツツモタセですよ」
「え?!」
「このへんじゃ、有名で知らない男は、いないんじゃないかな?」
「ショウくんは、なんで知ったの?」
「あそこのゴールドビルにあの人の彼氏がいるんですよ」
「あの、派手なビルって…確か、新龍会の…ヤバイとこだよね?」
「そう。新宿中心でやってたみたいなんですが、顔が割れて、こっちに流れてきたみたいですよ。友達が何人か、やられて…」
「えー!!大変だったね。」
「俺も、そこのコンビニでケータイとられたの気づかなくて、あの女の人が落としましたよ。ってきて…信じちゃって…メモに電話番号とか書いてあって…」
「え?そんな手口なの?よく、免れたね」
「たまたま、大学の友達がコンビニで働いてて、見てたらしく、教えてもらって、ゾッとしましたよ」
「守られたね。でも、何回も会ったりするんじゃないの?」
「そうなんですよ。偶然を装ってバッタリみたいな。んで、運命感じるとか、タイプとか、連発されたり、露出が多い服だったりで…ありゃ。男なら引っ掛かるわ~みたいな」
「こわいね。。。その…最後はどうやって来なくなったの?」
「父が警察官で、最近、女の子の良からぬ噂を…耳に…みたいな言い方をしたら、バッタリ来なくなって。それからか、わかんないけど、この辺では、やらなくなったみたいです」
(なんだろ…)
「ショウくん、今日、学校は?」
「お休みです」
「それって、学校休み?それとも休んだ?」
「(笑)休んだ。…です(笑)」
「やっぱり?(笑)」
マンションを出て、風に当たると少し気分が優れていた
「ねぇ…お詫びって?」
「あ…あの…帰り道でもいいですか?」
「あっ…うん」
(なに?わけわかんないな~)
何を話していいかわからず沈黙のまま、肩を並べて歩いていた
「あっ」
ショウくんが、一点を見つめて口を開けている
「え?」
ショウくんの視線の先をみると、思わず同じように「あ」が声にでていた
(ゆうかちゃん。あれ?会社は?…てか。なんで、ショウくんも?)
「さゆりさん、あの女性、知り合いですか?」
「うん…知り合いの彼女に似てるような…ショウくんの知り合い?」
「知り合いの彼女?」
(なんかヤバイ気がする…)
「似てるような…似てないような…」
「あの人、ツツモタセですよ」
「え?!」
「このへんじゃ、有名で知らない男は、いないんじゃないかな?」
「ショウくんは、なんで知ったの?」
「あそこのゴールドビルにあの人の彼氏がいるんですよ」
「あの、派手なビルって…確か、新龍会の…ヤバイとこだよね?」
「そう。新宿中心でやってたみたいなんですが、顔が割れて、こっちに流れてきたみたいですよ。友達が何人か、やられて…」
「えー!!大変だったね。」
「俺も、そこのコンビニでケータイとられたの気づかなくて、あの女の人が落としましたよ。ってきて…信じちゃって…メモに電話番号とか書いてあって…」
「え?そんな手口なの?よく、免れたね」
「たまたま、大学の友達がコンビニで働いてて、見てたらしく、教えてもらって、ゾッとしましたよ」
「守られたね。でも、何回も会ったりするんじゃないの?」
「そうなんですよ。偶然を装ってバッタリみたいな。んで、運命感じるとか、タイプとか、連発されたり、露出が多い服だったりで…ありゃ。男なら引っ掛かるわ~みたいな」
「こわいね。。。その…最後はどうやって来なくなったの?」
「父が警察官で、最近、女の子の良からぬ噂を…耳に…みたいな言い方をしたら、バッタリ来なくなって。それからか、わかんないけど、この辺では、やらなくなったみたいです」