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妄想シンドローム
第5章 恋のイベント発生!?
総一の肉棒を押し返そうとするルルの蜜襞を、慎重に腰を進めて拓いていく。ルルの麗しい唇からは苦痛とも喘ぎとも判別のつかない声が聞こえる。
そしてとうとう処女膜を突き破って、ルルと結ばれた。
「ああぁぁ……」
浅い呼吸を繰り返すルルは瞳に薄く涙を溜めている。
「大丈夫、ルル?」
「うん、ルルへーき。だからソーイチ、ルルに赤ちゃんのもとちょーだい」
「っ」
確かに避妊具を使っていない性交は、子を授かる可能性がある。現に総一はコンドームを装着せずにルルと繋がっていて、体内で吐精すればもしかしたら子をなしてしまうかもしれないのだ。
総一は戒めで避妊具を用意していなかった。だからその可能性が脳裏を過ったものの、膨れ上がった欲望に負け、生挿入してしまっていた。
これが常識のある女性ならば許されない行為だ。だがルルの求めてきたのは単純に性交というより生殖行為のような気がしていて。
避妊すべきかどうか確認を取らずに挿入に至り、僅かな罪悪感を抱えていたのだが。
ルルの口から自分のような不出来な男の子を望む言葉が放たれ、泣きそうなほどの歓びと共に、興奮が極限を超えるくらいにまで昇り詰める。
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