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妄想シンドローム
第1章 彼女が○○を目指した理由〈ワケ〉
◇◇◇◇
穂奈美〈ホナミ〉の肉体は、まるでもぎたての果実のように瑞々しかった。
横たわる彼女に跨る男は腹を空かせた野獣のようにギラギラとして、どこから食べてやろうかと吟味する。
はだけるシャツから零れ落ちる白くて柔らかそうな乳房か、それとも芳醇な果汁を滴らせるまたぐらか。
そして決める。まずは美味しそうに実る野苺を食べてやろうと。
抑えきれない唾液を溢れさせる口で、穂奈美の乳房にしゃぶりついた。
「あぁんっ! それ、いいっ……!」
穂奈美の甲高い嬌声が響く。
まろむ乳房を激しく揉みしだかれ、すべてを吸い尽くされるような強い吸い上げに、敏感な穂奈美の身体が快感に震える。
彼女は激しくされればされるほどに感じる身体なのだ。
男は穂奈美の乱れっぷりに気を良くして、ますます強く乳首を唇と舌で弄ぶ。
「ぅんっ、あぁ……っ、もっと……、もっとしてぇ!」
可愛らしくて清楚な印象さえ与える穂奈美の顔が、淫靡な気配を纏って恍惚となる。
「こうか? これがいいのか?」
対して男は美しさとはかけ離れた顔に下卑た笑みを浮かべて、いやらしく喘ぐ穂奈美を劣情に燃える瞳に映した。
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