この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
want to be ...【短編集】
第8章 矢野家訪問






…ダメだ。


早く俺のだって紹介してぇわ。


「…杏奈」


「…はぁ、はぁ、…んぅ」


力なく俺の身体に腕を巻き付け縋り付いてくる杏奈を抱き寄せ、息を吐く唇を啄む。


…あ。


やばい…止まらない。


杏奈の髪を優しく梳きながら唇を啄み、杏奈から入れられた舌に口角が上がる。


「…杏奈のえっち」


唇に触れたまま囁き、深く舌を絡めた。


秒針の音、くぐもった喘ぎ声、淫らな水音。


それしか聞こえない密室の中…


「んん…そ、…た」


寒い…と囁く杏奈の身体を抱いて起こし、膝の上に乗せた。


あぁん…と小さく喘ぎ、荒い息を吐く杏奈。


「これやだ…、奥に当たる…」


「当ててんの」


「いや…」


項垂れるように俺の肩に寄りかかってる杏奈の中を下からゆっくり突き上げる。


「ふう…、…っん、は…ぁ気持ちい…」


「素直でいいね」


「だ…ぁって、気持ち…、っぁ」


抱き上げた身体をそのままベッドに沈め、正常位で突き上げた。


俺の下で啼く杏奈の締め付けが凄くて、もういろいろおかしくなりそう。


杏奈の身体をたっぷり堪能し、真っ白な肌に赤い印を散りばめた。










杏奈SIDE


「杏奈ちゃん、そこにある取り皿取って貰える?」


「はいっ!これですね?」


「そうそう!ありがとう~」


「あ、あたし運びますっ」


「あらありがとう~」


身体が癒えてお互い服を着て、アルバム達を片付けて蒼汰の部屋を出たあたし達。


下に降りていくと蒼汰のお母さんがすき焼きを作ってくれてて、それを手伝わせて貰ってる途中。


「この麸がね~?味を凄く吸ってとてもおいしいの。
あとこの牛肉!奮発したからいっぱい食べて~」


「ありがとうございますっ!
車麩食べるの初めてなので楽しみです~」


「あらほんとー?よかったら持って帰って!
たくさんあるから」


「えっほんとですか!?嬉しいですっ!
素敵なご馳走ありがとうございますっ」


「まーなんていい子なの!うちのアホにはもったいないわ…
ねぇ杏奈ちゃん、ほんとにこいつでよかったの?」


「親の言うことかよ」


「あたしが蒼汰…、蒼汰さんじゃなきゃダメなんです」


その言葉は自然と口から飛び出していた。


/197ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ