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want to be ...【短編集】
第9章 専属お料理教室
だって恥ずかしすぎるよ、恋人の前でお腹下しちゃうなんて…!


だけど、気付かれてからは縋りきってめそめそ蒼汰にくっついてたあたし。


その、バレないように、気付かれないようにって焦る気持ちが身体にも影響してたのか、それから半日か2日程で体調は良くなった。


体調が良くないってことでお預けになってたセックスも解禁になり、久しぶりだったあたし達は丸1日盛り上がったってのはのろけ話で。


お腹下しちゃってた時2kgも体重落ちちゃってたけど、蒼汰に愛されて更に1kg減ってたっていうのものろけかな?


とにかく、お腹下しちゃうような料理作るのはまずいよね、ってことで蒼汰も一緒に料理してみない?って提案すると、えっする!ってあっさり受け入れられて今に至る。


…ただ。


まさか包丁をまた両手持ちすると思わなかったし、食材の切り方も知らないのはびっくりしたな…


料理しない人はそれくらいの認識なんだろうか…


なんて考えながら、たどたどしい手つきで玉ねぎを切る蒼汰を見つめた。


リベンジするのは、この前蒼汰が失敗したハンバーグ。


…と、なぜか。


「ねえ、…本当にどっちも食べられるのー?」


「食べれる食べれる。腹減ってるし」


ハンバーグとの組み合わせは家庭料理ではきっと滅多にしないだろう、から揚げを作ることになった。


最初は、蒼汰に1から教えながら調味料を一緒に準備したりはかったりするつもりだったけど、このままじゃ食べられるの夜になりそうだ。


…と何となく察したあたしは、蒼汰が玉ねぎを切るのに苦戦してる間、調味料を合わせたり油の準備をしたり、盛り付けるお皿の準備を準備したりして、ある程度終わらせて調理器具を洗ってると。


包丁を持ったままあたしをガン見してる蒼汰。


「杏奈かっけえな…手際いいな」


珍しく素直に褒めてくれる蒼汰の言葉に嬉しくなる。


「え…ほんと?手際いい?」


「うん。段取りよくやっててすごいな」


…へへっ!


蒼汰に褒められた!嬉しい!


後ろから抱き着きたくなるのを、蒼汰包丁持ってるし、と自分に言い聞かせて宥める。


あとでいっぱい構ってもらおーっと!


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