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want to be ...【短編集】
第5章 温泉旅行 1日目
「えっ、あっ…ダメですやめないで」
楽しい!
ひたすらそれを繰り返した後、喉奥まで蒼汰のモノを深くくわえ込んだ。
出し入れを続けるけど、大きく開いてる口が辛くて苦しくて表情が歪む。
ダメだ苦しい…一旦離そう。
そう思った時だった。
グッと掴まれた後頭部。
あっ、と目を見開いたけど遅くて…
自ら快楽を求めるようにあたしの後頭部を動かす蒼汰の足を叩く。
いやっ…苦しい…苦しい!
生理的な涙が溢れ目をぎゅっと閉じると、更に質量を増したモノから熱い液体が溢れ、あたしの口内を覆った。
噛まないように飲み込みながら、鼻と肩で息をする。
飲み込み終えて、ずるりと蒼汰のモノが口から抜けると、口内に残る精液を飲み込んで少し咳き込んだ。
「はぁ、っはぁ、はっ…ん、けほっ…」
あたしの息が整うまで頭を撫でてくれてた蒼汰。
「…ありがと杏奈」
お礼を言われたから、何となく批判してみる。
「はぁ…っ、ん、絶倫変態ドS鬼畜悪魔…」
「どういたしまして?つか、俺が変態なら
それに付き合ってる杏奈も変態じゃん?」
「あたしは変態じゃないもん…」
「変態じゃなかったらこんなところでフェラしねぇよ」
「させたの蒼汰じゃん!」
「ははっ…なぁ、1発抱きたいんだけど…嫌?」
「嫌に決まってるでしょ!!」
服装を整えた蒼汰があたしを立たせてくれて、多目的トイレから出る。
「しゃーねぇ…じゃあ部屋でたっぷりしような?
目隠しプレイと拘束プレイ」
「…えっ、それ本気だったの!?」
「当たり前。楽しみ〜」
「やっ…あたし美咲さん達の部屋に避難するから!」
「あ?何言ってんだお前超気まずいぞ。
あいつらのセックスマジでやべぇんだから」
「うっ…、…っ、じゃあ温泉入ってる…」
「ダーメ。つーかお前に拒否権マジでないから」
「えぇ〜?もー…」
…なんて言いながら、目隠しプレイかぁ…と脳内で想像してみちゃってるあたし。
「…あ」
と隣で声がして見上げると、何か閃いたような表情を浮かべていて。
「何?」
何だろう。
「…超いい事思いついた」
そう言って蒼汰が浮かべた表情に、眉を下げた。
…ぜ、絶対いい事じゃないでしょ…!?