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want to be ...【短編集】
第5章 温泉旅行 1日目






そんなの簡単じゃん…まっすぐ進むだけだよ?


「…分かった。あたしが勝ったら?」


「ん、何でも言う事聞いてあげる。
目隠しプレイやめてもいいし、…何でも」


あたしの頭の後ろで縛りながら、蒼汰が楽しそうに言う。


「…負け、たら?」


「そりゃあ、一晩中目隠しプレイ決定だよね?」


…ぞわり。


確信を持った蒼汰の声。


…待って。


いつもだけど…蒼汰は、自分が負けるゲームは絶対あたしにふっかけない。


今回こそは、って意気込むあたしだけど結局いつも勝てなくて、蒼汰の思い通りにさせられて…


「…、」


でも、まっすぐ進むだけだもん。


何も難しい事ないじゃない。


ゆっくり慎重にまっすぐ進めば、絶対扉に辿り着ける。


そう思ってゆっくり四つん這いで進み始めたあたし。


「…そそる尻」


蒼汰の声が聞こえて、でもその声がやけに近く聞こえた。


色んなところが、敏感になってる…


何とか快楽に支配されて気怠い身体を起こして進み始めて、布団から畳に手をついた時だった。


「…あ、ルール追加。
俺が出した精液、こぼしてもアウト」


「…っ!?」


驚いて、蒼汰がいるだろう方に振り向く。


「…っむ、無理!だってもう溢れ出してっ…」


「うん…それをこぼさないよう頑張りな?
つか…どこ向かって喋ってんの、杏奈」


「…っ」


え…?


あたしはまっすぐ進んでて、そのまま振り向いたから…今蒼汰の方向いてるんじゃないの…?


戸惑うあたしに


「ほら、精液溢れそうだよ?」


と追い打ちをかける蒼汰。


膣にきゅうっと力をこめたけど、どろりと何かが足を伝った気がした。


でも蒼汰何も言わないし…、大丈夫なんだよね…?


…そして。


ゆっくり、進んでるけど…あたしの身体は物凄く熱を帯びていた。


吐く息もだんだん荒くなってきて、身体が震える…


身体をじっとりと覆う視線。


蒼汰が、あたしの事を見てる…


視界を覆われてるから、敏感になっててそう感じてるだけ、…そう、なのかもしれないけど。


じゃあこの、身体を舐め回されてるような感覚は何…?


じわりと秘部が濡れて、さっきから足をどろどろ伝ってる液体が精液だなんてもう分かりきってる。


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