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第8章 第8章偉大成るイナズマ先生

{あっ!・先生何時もありがとうございます。}
{今日は何方迄行きますか?}
「今日は、大事なお客様なので、女将の処にお願い!」
{了解しました!}
何時もの運転手なのか?気軽にニコニコしながら行き先を話すイナズマ先生だった。
タクシーは駅から東方向に10分程走らせた。
その間にイナズマ先生は携帯電話で女将と思う人に笑い乍ら電話した。
タクシーが着いた所は、大きな武家屋敷風の料亭だった。
比呂美は目が大きく開き圧倒しながら車から降りた。

二人は玄関前迄歩いて行く途中、女将らしい風格着物姿、仲居さんみたいな感じの人も着物姿でお迎えだった。
「先生、お久しぶりです、先ほどのご連絡でお待ちしておりました。」
二人か゛部屋に通された部屋は12帖もある富士の間で、
既に料理がテーブルに置かれてあった。

イナズマ先生と比呂美が対面で座ると、優しく微笑む女将が（　＾ω＾）・・・
{急な先生のお電話で、このようなご料理で゛支度させて頂きました。}
{先生は一献付けますか?}
[お願いいたしますが、比呂美さんはどうですか?]
何も分からない比呂美はイナズマ先生の指示に従い、ただ頭を下げた。

比呂美は座敷の左を見ると、その絶景に魅了し個々の間は正しく富士の間であり
目も前に見える富士山がくっきり姿が見えた。

比呂美は富士を眺めている間に料理の追加にお酒とおちょこが二つとコーラが
お盆に乗せられて運ばれて来た。
[さぁ～お食事を頂きましょうね・・♡]