この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
逢瀬は月見橋で
第1章 月見橋で・・
男に言われてだんだんとその気になったあたしは、
そうだよね、そうだよねってつぶやきながら
はだけた胸元をさらに広げて、男の視線を固定させた。
あたしだってたまにはハジケたいし、爆発させたい。
それでなくたって、この体、もてあましてるんだから・・
「いいよ、相手、してあげる」
「オレがしてあげるんだよ?キミはしてもらうの」
「どっちだっていいじゃない。
あたし達、ひとつになりたいってことでしょ?ようは」
男の正面に立つと、自分から下腹部を男にはり合わせる。
グッと腰を突き出すと、
男がムクッと膨らんだのがわかった。
「おっと、ここじゃダメだよ、誰かに見られたら捕まっちまうよ。
さ、こっち、いい場所あるんだ、さぁこっちこっち」
男はあたしの手を引いて、橋の脇から土手を降りていく。
ザザッと草を滑る音があたりに響くと、
なんだかワクワクしてきちゃった。