この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
逢瀬は月見橋で
第2章 あたしとユタカ

「あたし・・
 いっつも悔しかった・・こっそり泣いてたんだよ・・
 でももうプチって、切れたの。
 あ~スッキリしたわぁ!」


ワンピースの裾を持ってひらひらと揺らす。
揺らしながら時折下半身を丸出しにして、左右に腰も揺らす。
小馬鹿にした動きを見せつけてやると、床にヘタレこんだユタカは
べそべそと泣き出した。


「ごめんよぉ・・咲穂、ごめん!
 もうしないから・・許してくれよぉ・・
 浮気なんかしないでくれよぉ・・さほぉ・・・」


ワンピースの中に頭を突っ込んで、
湿った密林に頬ずりしながらユタカは懇願する。

浮気なんかしないでくれって。
オレを捨てないでくれって。
震える小動物みたいに、あたしにしがみついている。

まったく・・しょうがないわね・・

聞えないようにつぶやいたつもりなのに、
ユタカの耳にはちゃんと聞こえたみたいで、


「よかった!やっぱ咲穂はいいオンナだなぁ!
 ちゃんと許してくれたんだからさ。愛してるよぉ咲穂・・・」




/65ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ