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逢瀬は月見橋で
第3章 逢瀬・・

男は大声で笑う。
虫たちも驚くような大きな笑い声。
あたしは慌てて彼の口を手でふさいだ。
「ちょっと!声でかいよ、まったく・・
どうせ脱ぐんだし、一度あることは二度ある、なんてことになりそうだからね」
「キミって、意外と賢いね」
「意外は余計だよ!」
ごめんごめん・・と薄く笑いながら男は泉に手を差し込む。
しっとりとした茂みをかき分け、肉のひだに指をすべらせ、蜜をあおる。
一気にあふれる蜜が腿を伝うのがわかる。
きっと恥ずかしい音もたっているだろう。
でも虫たちのおかげで、きれいな音色になっているはず。
「ねぇ・・早くぅ・・」
あたしは我慢できなくなってきた。
こんなにも準備が整っているのに、男はしつこいくらいに核心をかき回してるから、
それならこっちも、とあたしは男の中心を握った。
スウェットパンツの中ですでに盛り上がっているオトコ。
あたしの手のひらの中でムクムク動いて。
グッと力を入れて握ると同時に男の手は止まる。
それが面白くって、
あたしは意地悪くオトコを握った。

