この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
逢瀬は月見橋で
第4章 男の正体は・・
「いい眺めだ・・」
ほんの数秒、男は密林を眺めてから
ゴムをかぶったアタマを押し入れてきた。
今夜の衝撃は大きい。
喉も腰も弓のように反り返る。
裏返った喘ぎ声が、部屋の中に響き渡る。
ベッドの軋む音がますます声をあげさせた。
「・・あんたの・・ほんと、サイコー・・」
あたしは夢中になって彼の背中に爪を立てる。
上下にこすれる内側の肉も熱を帯びていくのがわかる。
その摩擦が頂点へと導いていく。
男はスピードをあげて体を揺する。
動きを合わせてついていく。
出すよ・・と男が声を絞り出す。
あたしはコクコクと頭を振る。
男は唸り声をあげて、発射した。