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逢瀬は月見橋で
第4章 男の正体は・・

「いい眺めだ・・」


ほんの数秒、男は密林を眺めてから
ゴムをかぶったアタマを押し入れてきた。

今夜の衝撃は大きい。
喉も腰も弓のように反り返る。

裏返った喘ぎ声が、部屋の中に響き渡る。
ベッドの軋む音がますます声をあげさせた。


「・・あんたの・・ほんと、サイコー・・」


あたしは夢中になって彼の背中に爪を立てる。
上下にこすれる内側の肉も熱を帯びていくのがわかる。
その摩擦が頂点へと導いていく。

男はスピードをあげて体を揺する。
動きを合わせてついていく。
出すよ・・と男が声を絞り出す。
あたしはコクコクと頭を振る。
男は唸り声をあげて、発射した。









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