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運命という名の恋
第2章 命
それから二人でいろいろと話をした。
意外にも好きな話題が一緒で気が付いたら9時を回っていた。
「そろそろ帰るか。もう9時過ぎだ」
そういって時計を見れば
「女友達とでももう少し遅くまで飲んでますけどね」
とくすくす笑う。
軽く酔って頬が赤くなっている姿はかわいい。
「だめ。遅くなったら危ないだろ」
と会計をして表に出たら
目を輝かせて
「お兄ちゃんみたい!」
と喜んだ。
とっても複雑なんですけど・・・
確かに上杉さんは俺の運命の人ではないだろうから
お互いに好きと言う感情がないのは分かる。
けど、お兄ちゃんみたいって
どう考えても男として褒め言葉ではないような。
はぁ。と小さくため息をついて
確かにいつもの居酒屋で9時に帰る女の子はほとんどいない。
なんて思い当たった。
「柳下さんっていくつですか?」
「え。28歳」
「うわ!年齢までお兄ちゃんと一緒!」
軽く酔っているからか
俺とお兄さんとの共通点を見つけては喜ぶ上杉さんに
俺は苦笑いしか返せなかった。
意外にも好きな話題が一緒で気が付いたら9時を回っていた。
「そろそろ帰るか。もう9時過ぎだ」
そういって時計を見れば
「女友達とでももう少し遅くまで飲んでますけどね」
とくすくす笑う。
軽く酔って頬が赤くなっている姿はかわいい。
「だめ。遅くなったら危ないだろ」
と会計をして表に出たら
目を輝かせて
「お兄ちゃんみたい!」
と喜んだ。
とっても複雑なんですけど・・・
確かに上杉さんは俺の運命の人ではないだろうから
お互いに好きと言う感情がないのは分かる。
けど、お兄ちゃんみたいって
どう考えても男として褒め言葉ではないような。
はぁ。と小さくため息をついて
確かにいつもの居酒屋で9時に帰る女の子はほとんどいない。
なんて思い当たった。
「柳下さんっていくつですか?」
「え。28歳」
「うわ!年齢までお兄ちゃんと一緒!」
軽く酔っているからか
俺とお兄さんとの共通点を見つけては喜ぶ上杉さんに
俺は苦笑いしか返せなかった。