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運命という名の恋
第1章 運
「はっきりお断りしてるはずです」
「だからさ。1回でいいんだよ」
あ~~~~~~~もうっ!
遅くなって加藤さんに怒られるの俺なんだからな!
「ちょっとさ?就業中なんだけど?」
俺はたまらず、二人の前にため息をつきながら姿を現した。
「柳下さんっ!」
驚いたのは二人ともで
男の方は誰だ?企画部の鎌田さんか。
ふ~ん。
上杉さんを間近で見るのは初めてだけど、噂通り可愛い顔してるな。
これは男が1回の食事でも、と思うのも分かる。
「ほら。それぞれの部署に戻ってください!
俺だってこれ重いんですから!」
そう言って顎でシッシと二人を追い払うしぐさをしたら
「半分持ちます」
と上杉さんが上半分の資料を持ち上げた。
「え。いいよ」
「いえ。お昼休みが取れなかったので、今代わりに取ってるんです。
お手伝いします」
「いいって」
と言ったものの、鎌田さんからの逃げ口上か。と思いなおして
「助かるよ」と
鎌田さんを置き去りにして上杉さんと二人でエレベーターに乗った。
「だからさ。1回でいいんだよ」
あ~~~~~~~もうっ!
遅くなって加藤さんに怒られるの俺なんだからな!
「ちょっとさ?就業中なんだけど?」
俺はたまらず、二人の前にため息をつきながら姿を現した。
「柳下さんっ!」
驚いたのは二人ともで
男の方は誰だ?企画部の鎌田さんか。
ふ~ん。
上杉さんを間近で見るのは初めてだけど、噂通り可愛い顔してるな。
これは男が1回の食事でも、と思うのも分かる。
「ほら。それぞれの部署に戻ってください!
俺だってこれ重いんですから!」
そう言って顎でシッシと二人を追い払うしぐさをしたら
「半分持ちます」
と上杉さんが上半分の資料を持ち上げた。
「え。いいよ」
「いえ。お昼休みが取れなかったので、今代わりに取ってるんです。
お手伝いします」
「いいって」
と言ったものの、鎌田さんからの逃げ口上か。と思いなおして
「助かるよ」と
鎌田さんを置き去りにして上杉さんと二人でエレベーターに乗った。