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運命という名の恋
第6章 い
「同じ時代に生まれて、何億人といる世界中の人口の中から出会って
同じ時を過ごして・・・そして同じ瞬間にお互いが恋に落ちたんだ」
「・・・・」

「これって、運命以外に理由がないだろ」

「柳下さん!」

「きっと全ての恋人たちがそれぞれの運命なんだ」

「俺の運命の人は由紀だよ。出会ってくれてありがとう」

俺がそう言うと由紀はくるっと向きを変えて
泣きながら俺に抱きついた。

「大好きです~・・・」

泣き笑いしながらそう言う由紀の涙をふいて。
ゆっくりゆっくりとキスをした。

服の中に手を入れて背中でブラのホックをはずす。
服とブラを一緒に押し上げて
あらわになった乳首を口に含んだ。

「ベッドに行こうか」

よいしょ。と声を出して由紀をお姫様だっこした。
その声にクスクス笑って
「そんな声に出さないでください」という。

「ん。ごめん」

1回濃厚なキスをして。
ベッドにそっと由紀を下ろす。
上から眺めて「可愛い」を連発する。

みだらに半脱ぎになったブラウスと、ずれたブラを脱がせて。
スカートと下着を足から抜き去る。

「また。ストッキング履かないと靴ズレ起こすぞ」

そう言って冷たい足先を持ち上げて
靴ズレの痕にキスをした。

「んっ・・・
素足を、柳下さんに温めてほしくて・・・」

綺麗に塗ってあるペディキュアにもキスをして
ゆっくりと太ももまで触りながら舐めあげる。

「やぎしたさ・・」
「良介」
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