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ベッドで抱きしめて
第1章 初めては更衣室で
フロントホックがいやらしいと言われて考えるより、今、キスが気持ち良くて、そのキスに夢中になっていた私がヤバイじゃん!

私、自分がエッチになったみたいで…すごくいやらしい気分。

「真央ちゃん、もっと触っていい?」

うん。と頷いたけど…なんかさっきから翔平君、変なんだけど、どうしたのかな?

「しょ、翔平君、どうしたの?」

「う、うん。実は…フロントホック外したことなくて、は、外れないんだ。」

ちょっと真剣にちょっとバツが悪そうに、私のブラジャーをずっと見つめて、悪戦苦闘してる。

ふふふっ。隙がないように見えていたのに翔平君、やっぱり可愛いね。

経験ないって言ってたけど、本当かも?

「翔平君…わ、私が外す?」

かなり恥ずかしいけど…このままっていうのも恥ずかしいし、お気に入りのブラジャーを壊されるのもイヤだもんな。

「お願いします!」

苦戦していたフロントホックから手を離して、私の身体のバランスを取るために背中に手を廻してくれる。

ずっと翔平君の首に絡めていた腕を外して、片手でパチっとフロントホックを外した。その瞬間に自由になった胸がポロンと翔平君の目の前に露になった。

「やっぱり思った通りのおっぱいだ!!」
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