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ベッドで抱きしめて
第3章 初心者マークの車の中で
「じゃあ、明日みんなに言っていい?」

うん。と頷いた瞬間、翔平君に抱きしめられた。

「やったぁ。やっと真央ちゃんと堂々とデートできるね!」

そう…みんなにバレるからと、学校では普通の友達のように過ごしていた。下校も一緒にしたことないんだ。

「明日、一緒に帰ろうね。」

私がそう言うと、抱きしめられている力が強まる。

「真央ちゃんはそうやって、いつも可愛いこと言うんだ…オレがいつも抑えてるのに。」

翔平君はその言葉と同時に私を車のシートに押さえつけるように倒した。

狭い助手席のシートの上で動けずにただ翔平君の手の動きに集中する。

服の上から胸を揉まれて、ブラジャーの中で乳首が起ってきた。

そこ、もっと触ってほしい…なんて、自分の中で湧いたいやらしい感情に顔が赤くなる。

「真央ちゃん、後ろ行きたいんだけど…。」

助手席と運転席の微妙な距離が私もイヤだったから、翔平君に素直について後部座席に移動した。

「やっと真央ちゃんにくっつける。」

そんなことを言って、ニコニコしながら私をまた抱きしめて、キスをしてくれる。

「私も翔平君とくっつきたかった。」

キスの合間に翔平君が言った言葉を繰り返すように言うと、翔平君の目がキラッと光った気がした…
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