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お慕い申し上げて居ります
第1章 再会
(数週間来ていないだけでも雰囲気変わるなあ...長期休暇の時はそんなこと思ったことなかったのに)
朱里は綺麗に晴れた青空を見ながら思う。
そして、これからの大学生活に期待を膨らませながら。
見慣れた店が工事されているのを横目に学校に到着し、階段を上って真っ直ぐ職員室へ向かった。
その途中で後輩たちがちらほらと声をかけてくれる。
「坂井先輩...!こんにちは!」
「こんにちは〜」
「あの、えっと、聞いていいか分かんないんですけどぉ」
「ん、大学?」
「は、ハイッ」
「右京大学決まったよ」
「ええっ本当ですかぁ!?すごっ!ちょっとみんなに言ってきますね、さようなら!また部活来てくださいっ」
「ふふ、わかったよ。またね」
妹や弟のいない朱里にとって、彼女らは本当に可愛くて元気な後輩だ。
朱里は綺麗に晴れた青空を見ながら思う。
そして、これからの大学生活に期待を膨らませながら。
見慣れた店が工事されているのを横目に学校に到着し、階段を上って真っ直ぐ職員室へ向かった。
その途中で後輩たちがちらほらと声をかけてくれる。
「坂井先輩...!こんにちは!」
「こんにちは〜」
「あの、えっと、聞いていいか分かんないんですけどぉ」
「ん、大学?」
「は、ハイッ」
「右京大学決まったよ」
「ええっ本当ですかぁ!?すごっ!ちょっとみんなに言ってきますね、さようなら!また部活来てくださいっ」
「ふふ、わかったよ。またね」
妹や弟のいない朱里にとって、彼女らは本当に可愛くて元気な後輩だ。