この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
お慕い申し上げて居ります
第3章 交差
「朱里...っ」
タクシーから出るとすぐに中田は朱里にぎこちなく抱き着く。
「先生...」
「はあ...ッここでキスしていい...?」
「ふふ、いいですよ」
ちゅっ...
初めは啄む程度の軽いキスから。
「朱里...嬉しいよ」
「私も...んっ」
中田の舌がそっと朱里の口内を犯し始める。
「んっんっ、はぁ...っ」
「先生...ここからは家の中でして」
「わかった」
そう言いつつ、朱里と中田は見つめ合いほぼずっと軽いキスをしたまま玄関へ立ち入った。
扉を閉めると、中田は姿見の反対側の壁に朱里を追い詰め、決して上手くはないキスをした。
「好きだよ...」
玄関にぴちゃぴちゃと水音が響く。
舌を絡めてそのまま少し顔を離すと、二人の唾液が光りながら床に垂れていった。
「んんぅ...ハァハァ、っ先生苦し...」
「まだこれからだから」
「えと、ちょっと待って」
「?」
「こ、このまま...するんです、か?」
朱里は深いキスで火照った頬を更に真っ赤にして尋ねる。
「お風呂入ろうか」
「は、はい そうします」
「あとさ...好い加減敬語やめよう?」
「うん、じゃあやめる...でもやっぱり変な感じがするっ」
「街中で普通のカップルが歩いてて彼女だけ敬語だったら明らかにおかしいでしょ」
「確かに...」
半分ぐらい納得しつつ、朱里は中田が自分たちを既に恋人同士だと認識してくれているのがうれしくて仕方がなかった。
「先にお風呂はいっておいで」
「ありがと、お借りしますっ」
「ほらまた敬語」
「うう...良いじゃないですか」
「まあ好きにしなよ」
「はーい」
「お風呂の外にバスローブ置いておくからそれを着てね」
二人はお風呂とリビングに分かれて行った。
タクシーから出るとすぐに中田は朱里にぎこちなく抱き着く。
「先生...」
「はあ...ッここでキスしていい...?」
「ふふ、いいですよ」
ちゅっ...
初めは啄む程度の軽いキスから。
「朱里...嬉しいよ」
「私も...んっ」
中田の舌がそっと朱里の口内を犯し始める。
「んっんっ、はぁ...っ」
「先生...ここからは家の中でして」
「わかった」
そう言いつつ、朱里と中田は見つめ合いほぼずっと軽いキスをしたまま玄関へ立ち入った。
扉を閉めると、中田は姿見の反対側の壁に朱里を追い詰め、決して上手くはないキスをした。
「好きだよ...」
玄関にぴちゃぴちゃと水音が響く。
舌を絡めてそのまま少し顔を離すと、二人の唾液が光りながら床に垂れていった。
「んんぅ...ハァハァ、っ先生苦し...」
「まだこれからだから」
「えと、ちょっと待って」
「?」
「こ、このまま...するんです、か?」
朱里は深いキスで火照った頬を更に真っ赤にして尋ねる。
「お風呂入ろうか」
「は、はい そうします」
「あとさ...好い加減敬語やめよう?」
「うん、じゃあやめる...でもやっぱり変な感じがするっ」
「街中で普通のカップルが歩いてて彼女だけ敬語だったら明らかにおかしいでしょ」
「確かに...」
半分ぐらい納得しつつ、朱里は中田が自分たちを既に恋人同士だと認識してくれているのがうれしくて仕方がなかった。
「先にお風呂はいっておいで」
「ありがと、お借りしますっ」
「ほらまた敬語」
「うう...良いじゃないですか」
「まあ好きにしなよ」
「はーい」
「お風呂の外にバスローブ置いておくからそれを着てね」
二人はお風呂とリビングに分かれて行った。