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彼色に染まってく…
第4章 佑貴の過去
佑貴回想中
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『はい?』
『私…
小学生の頃からずっと
お母さんの再婚相手に
悪戯されてて…
最初は
私の布団に入ってきて
体を
触られるだけだった…
すごく嫌だったけど
お母さんが悲しむから
言っちゃダメだよって
脅されて…
生理が始まった頃から…
触る以外のことも色々
してくるようになって
とうとう
中学の入学式の日に…
レイプされたの。
最悪だった…
もう耐えられなくて
お母さんに
言おうとしたら…
今度は…
恥ずかしい写真…
撮られて
それで脅されて
逆らえなくて…
それからは
お母さんがいない時に
家の中で犯されたり
あいつの
トラックの中とか…
ホテルとか、公園とか
観光地とか、海とか…
色んな場所に
連れ回されて…
陵辱されたあげくに
毎回写真撮られて…
全然知らない人に
貸し出されたことも
あったの…
完全に、あいつの奴隷
みたいに扱われてた。
あの…雑誌に載ってた
ようなことも…
いっぱいされたし…
写真を投稿されたり…
ネットで売られたり…
毎日が地獄だった。
何度も…
死にたいと思ったの。
ある日
あいつが
家で私を縛りつけて…
陵辱してるところを
お母さんに見つかって
激怒したお母さんに
包丁突きつけられて
慌ててトラックで
逃げ出した後…
トラックごと
崖から落ちて
死んじゃった…』
…内容がヘビーすぎて
俺は
聞いたことを
激しく後悔していた。
『お母さんは…
あいつが死んだ後
隠し持ってた
写真とか
SMの道具とかを
見つけて…
心を病んじゃって。
私は
やっとあいつから解放されたのに…
ダメなんだ…
もう
普通に戻れないの。
たとえ無理やりでも
あいつに刻み込まれた
縄の感触とか…
目覚めさせられた
被虐心とか…
全身に植え付けられた
女の悦びが…
身体から離れないの…
身体が疼いて…
誰でもいいから慰めてほしくなるの…』
そう言って綾乃先輩は
潤んだ瞳で
俺を見つめた…
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