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彼色に染まってく…
第4章 佑貴の過去
佑貴回想中
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『あ…綾乃先輩…
だからって
こんな事続けてたら
結局先輩が傷つくだけ
じゃないすか!
しっかりして下さい!
俺…も
できることあったら
協力しますから!』
思わず口をついて
出てしまった…
協力って…何だよ?
俺が
綾乃先輩の為に
してやれることなんて
何もないのに…
『ありがと…
佐久間くんって…
ドSの割には
優しいんだね。
じゃあ…
甘えても…いいかな?
しばらくの間で
いいから…
私のそばに…
いてくれる?
私…
なんとか自分を
抑えられるように
努力してみるから』
『あ…の…
そばに…いるだけで…
いいんなら…
いいっすけど…』
『ありがとう!
じゃ、今日から
佐久間くんは…
私の彼氏
ってことでいい?』
『は~?
い、いや…
それはマズいっす!』
こうして
俺は
何か妙なことに
巻き込まれつつあった
……
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