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第8章 新しい快感

佑貴は、鏡越しに
私を見つめた後


私の左前に回った。



そして、私の左側に
しゃがみ込む。



ちょうど私の
胸ぐらいの高さに
佑貴の顔がある…


佑貴の顔を
見下ろすことなんて

めったにないので
戸惑ってしまう…



『麻由莉…そんなに
俺に壊してほしい？


でも…あんまり簡単に
壊れちゃうと

面白くないからさ…


もっと淫乱マゾらしく

感じて…乱れて…
悶えまくってよ…？



ｸｽｯ…

乳首立ちっぱなし…』



『あぁんっ…』


突然、私の乳首を
指先で軽く弾いた。



『その反応…いいよ…

もっと鳴き声あげて…
快感を味わって…』



『あっ…やっ…ｱﾝｯ』


佑貴が…服の上から
私の乳首を舐めた…


薄い生地を通して

なめらかに蠢く…舌の
感触が伝わってくる



『ひっ…や…ｱﾝｯ…』


更に佑貴はその乳首を
口に含んで

唇と舌で愛撫を始める


『んふぅ…んっ…』



そして、
もう片方の胸に佑貴の
手が伸びてきた…




佑貴の手は私の胸を
包み込むように覆い


指の間に
乳首を挟んだ状態で

大きく回すように
胸全体を揉んでいく…

時々、
乳首を挟んだ指を

軽く広げたり
キュッと締め付けたり
しながら…


私に新たな快感を
刻みつけていく…


『あっ…ｱｱｱﾝｯ…や…

佑貴…待っ…ﾀﾞﾒ…』



片方の乳首を唇で強く
吸われながら

舌で舐めまわされ…


片方の乳首を
指で挟まれたまま

大きく強弱をつけて

回すように胸全体を
揉まれていく…


私の中に、今まで
感じたことのない

とても大きな
快感の波が…


押し寄せてくるような
感じで…怖くなった



『ゆっ…佑貴ぃ…
お願い…なんか…変…

まゆ…おかしく…なる

佑貴…ﾀﾞﾒ…だめぇ』



全身がゾクゾクして…

頭の中で
何かが弾けたような…

胸全体が
締め付けられるような

妙な感覚に襲われて


『きゃぁっ…んっ!!』


悲鳴みたいな
叫びと共に…

私は果てた…


一瞬

両腕を縛られて
動けない私の体が


ビクン！と跳ねて

そのまま
前に倒れそうになった



佑貴は、
私の体を支えて…


そのまま

私の
呼吸が落ち着くのを


しばらく
待ってくれた…