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下剋上ラバーズ
第1章 俺の彼女は騎乗位がお好き
「なんで抵抗すんの、するの嫌なの?」
「いや、むしろシたい。でもするならあたしが押し倒したい」
その言葉に、俺は思わずため息をつく。
「積極的なのはいいことだな」
「でしょでしょ」
「でも限度があるから。そろそろいい加減にしてほしいから。かれこれ一か月は主導権譲りっぱなしだから。もう限界だから。今日は俺の好きなようにヤらせろ」
「限界って何が。ちゃんといつも気持ちよくしてあげてんじゃん」
「やられっぱなしは嫌なんだよ」
「喘ぐより喘がせたいってこと?」
「そう」
「残念。それ、あたしも」
「うわ、ちょ、……ん、」
言い合いにムキになっていたから、押しあっていた腕の力を急に抜かれて体勢を崩してしまった。
沙耶はそんな俺の隙をついて、唇にキスをしながら全体重をかけてくる。あ、と思う間もなく、ベッドの硬めの弾力が、背中を押し返してくる。
だからなんでこうなるんだよ。
「いや、むしろシたい。でもするならあたしが押し倒したい」
その言葉に、俺は思わずため息をつく。
「積極的なのはいいことだな」
「でしょでしょ」
「でも限度があるから。そろそろいい加減にしてほしいから。かれこれ一か月は主導権譲りっぱなしだから。もう限界だから。今日は俺の好きなようにヤらせろ」
「限界って何が。ちゃんといつも気持ちよくしてあげてんじゃん」
「やられっぱなしは嫌なんだよ」
「喘ぐより喘がせたいってこと?」
「そう」
「残念。それ、あたしも」
「うわ、ちょ、……ん、」
言い合いにムキになっていたから、押しあっていた腕の力を急に抜かれて体勢を崩してしまった。
沙耶はそんな俺の隙をついて、唇にキスをしながら全体重をかけてくる。あ、と思う間もなく、ベッドの硬めの弾力が、背中を押し返してくる。
だからなんでこうなるんだよ。