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蜜刻に揺れて
第7章 callupme
「そっか、西さんとよく喋ってたからちょっと気になった」

「啓介さん、めっちゃ気さくだし、気は利くし…良い男だよね」

「わかる!あれは男から見ても良い男だ!」

二人で啓介について熱く語っていると、雅希が首を突っ込んできた。

「9secondって、あのチャラいグループ?今だけでしょー」

酔いも手伝っているとはいえ、雅希の言動にカチンとくる。

「見た目はそう見えるかもしれないけど、礼儀正しいし…全然違うから」

「え、なに、惚れたとか〜?」

「雅希、酔いすぎ、絡むな」

静より先に航平に窘められる。

「ま、惚れるのは勝手だよな!永遠の片思いならまだしも、遊ばれてポイッてされるなよ〜」

充血した目でにやにやと笑う雅希に眉間の皺を見せない様に体を傾けた。

それから静は雅希との会話を避ける様に話し込んだ。

航平や他のメンバーとの会話は盛り上がった。

時間も頃合いとなり、二手に分かれて相乗りする。

諮ったかのように雅希と二人きりになり、静のアパート近くに停まると、何故か雅希も降りてきた。

「静、俺たちやり直さない?」

「…え?」

「やっぱさー、静といると楽なんだよね」

どの口がほざいているのか。

「私は無理」
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