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フルカラーの愛で縛って
第1章 檻


催淫効果で溶けた鉄のように熱い詩織の密壺で、抜かないままに3度、男は達した。
卑猥な単語を並べて彼女の身体を嫌悪しながら、その口で愛を囁き、乱れる彼女を軽蔑の眼差しで貶めながら、羞恥に顔を赤らめる仕草に優しく微笑んだりもした。
彼女の手を胸元へ押し当てさせ、上から丸い膨らみを揉み、指先で挟み、いつの間にか自ら乳首を弄り始めた彼女を侮蔑の目で眺めてから、硬くなったその突起を強く吸って彼女を啼かせた。
その男の手練手管に、詩織の身体は嵐に揉まれる小舟のように寄る辺を失い、あっさりと快楽に落ちて濡れ果てた。



  *  *  *



どうしてこうなったのだろう。
胡座をかく裸の男の上に大股開きで座り込み、その背中に爪をたててしがみつきながら、詩織は靄(もや)のかかる記憶を探る。

初めて出会った時、槙野征二は駆け出しピアニストの自分の話を親身に聞いてくれていた。だが、詩織が彼の勧めに従ってアートモデル事務所を辞めてから、少しずつ何処か偏執的な一面を見せるようになった。

決定的な出来事は、5年前の冬だ。

アートモデルは床に寝そべったポージングも行う。
その日は寒く、窓の外に雪がちらつく天気だったが、その雪を背景に寝そべる裸体を描きたいと言われ、彼女はリビングのホットカーペットの上に臥せって目を閉じる格好をしていた。
寒さのせいか、槙野は、いつも以上に紳士的だった。始まる前に彼女に温かい紅茶をふるまい、ホットカーペットの温度も服を脱いだ彼女の好みの温度へ調節した。
居心地の良い静かな空間に彼女も心を許した。そんな彼女を抗いようも無い睡魔が襲った。
目覚めた時には、この和室で荒縄に縛られて何百枚もの写真を撮られた後だった。
紅茶に睡眠薬が入っていたことに気付いたのは、その日の夜、一人になってからだった。




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